長野県伊那文化会館

長野県

長野県伊那文化会館(通称「いなぶん」)には、本格的なプラネタリウム設備が併設されており、文化・芸術施設としての幅広い役割と天文普及機能を兼ね備えています。プラネタリウムはドーム径12メートル、扇形配置の80席を基本構成とし、光学式星空投影機(約800万個の星を映し出す能力)を備えています。内装は伊那谷の自然をイメージしたデザインとされ、落ち着いた雰囲気づくりがなされています。

一般投映は毎週土曜・日曜・祝日(年間を通じた季節運用もあり)に1日3回実施され、「星空案内+全天映像番組」の構成が基本です。番組内容は季節星空解説に加え、アニメーションやキャラクターを取り入れた映像番組(例:「すみっコぐらし ひろい宇宙とオーロラのひかり」、恐竜をテーマにしたものなど)も交えて、親子や初心者にも親しみやすい演目が多く用意されています。

また、特別上映やコンサートとの連動イベントも定期的に行われ、プラネタリウム単体ではない、文化施設としての拡張性も持っています。

総じて、伊那文化会館のプラネタリウムは「文化・芸術拠点に融合した天文普及施設」であり、天文学初心者から家族連れ、あるいは文化系来館者にまで幅広く訴求する設計が特色と言えるでしょう。

施設概要

  • 施設名
    長野県伊那文化会館 プラネタリウム
  • 住所
    〒396-0026 伊那市西町5776
  • アクセス

  車でお越しの方
 中央自動車道「伊那」インターより約15分
 中央自動車道「小黒川」スマートインターより約5分
 中央自動車道「駒ヶ根」インターより約25分

  JRでお越しの方
 JR飯田線「伊那市」駅下車、伊那市駅より徒歩約20分

  タクシーでお越しの方
 JR飯田線「伊那市」駅から約5分

  バスでお越しの方
 JR飯田線「伊那市」駅から乗り合いバス「市内西循環バス」

  • 投影日
    一般投影 土・日曜、祝日
    その他、春と夏に平日投影日あり
  • 電話番号
    0265-73-8822

座席・料金情報

  • 座席の種類
    • 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い扇形席)
    • 見やすい角度に設定されたリクライニング機能付きの席も一部あり
  • 施設規模
    • ドーム径:12m|座席数:80席|座席の配列:扇形|水平
  • 機種
    • 五藤光学 ORPHEUS / リブラ HAKONIWA
  • 料金
    • 高校生以上 400円(320円) 小中学生 150円(120円) 幼児 無料
    • ()内は10名以上の団体利用の場合
  • 予約方法
    • 一般投映は、どなたでも予約なしで観覧可能、ただし、10名以上で来場される団体は事前にご連絡を。
    • 観覧受付は各回開始時間の15分前から

上映プログラム

  • 現在上映中
    • 土日祝の一般投映
      ①10:30~/②13:30~/③15:00~
      星空解説+「大恐竜時代 恐竜パッチの大冒険」(①・③)、②は「すみっコぐらし ひろい宇宙とオーロラのひかり」
  • 定番プログラム
    • 星空案内付き投影
      地元スタッフによるライブ解説を交えた投影で、天文・星座解説を楽しめます
  • 特徴的な企画
    • 季節・イベント連動特別上映
      奏の森ミュージカルなど館内イベントと連携する符号的映像を投影
    • 天文現象再現
      夕焼け、月食、地域の星空を「オルフェウス」でリアル再現

おすすめポイント

光学式プラネタリウムの中でも高性能な「オルフェウス」を導入。10等星以上の微光星まで再現し、地域ゆかりの天文現象も描出可能

子どもも親しみやすい恐竜や人気キャラクターを取り入れた番組で、楽しみながら星空に親しめます。

長野県内唯一の県立プラネタリウムである本施設は、市町村施設とは一線を画す高品質投影と、快適な座席・音響環境を備えています。

訪れた人の声と総評

  • 訪れた人の声
    「暗い中でも子どもが集中して見ていた」「恐竜映像が楽しかった」
    「星空のリアルさに驚いた」「家族で何度でも来たくなる」
  • 総評
    伊那文化会館のプラネタリウムを体験して、まず印象に残ったのは「文化施設の中に溶け込む星空」が感じられる点です。ホール・美術展示などと同じ施設内に存在することで、音楽・演劇を鑑賞した帰り道にふらりと星空を見上げられるような、敷居の低さが魅力に思えました。ドーム内に入ると、伊那谷をモチーフにした内装がやさしく包み込むような雰囲気を与えてくれて、投影前から星空への期待が膨らみました。投映プログラムは、星空案内(生解説)と映像番組という組み合わせが丁寧に組まれていて、解説者の語りかけと物語性ある映像が相互に補完しあっている構成に好感を持ちました。
    特に、季節の星座紹介が毎回変わる点は、複数回訪れても飽きにくい工夫だと思います。加えて、映画やアニメを取り入れた番組を間に挟むことで、子どもも大人も入りやすい「導入部」が用意されており、星空への入口としての親しみを感じました。改修により星の数や快適性が向上したという背後ストーリーを知っており、それを実際体感できたことにも満足感があります。規模は決して大きくはありませんが、80席という点が逆に一体感を生みやすく、観客と星空との距離が近く感じられたのも良い体験でした。他施設とは違い、「文化・芸術施設の一部として星空を演出する」場という立ち位置が訪問後に印象的に残る施設だと感じました。

近隣スポット情報

  • 春日公園
    プラネタリウムと隣接。広い芝生と中央アルプスの眺望が広がる憩いの公園です。
  • かんてんぱぱガーデン
    伊那名産の寒天を使ったスイーツや展示、散策も楽しめるファミリー向けスポットです。
  • 高遠城址公園
    桜名所として有名。春の花見シーズンには桜とのセットで訪れるのがおすすめスポットです。

飯塚瑠衣

小さなころから星空を眺めるのが好きで、家族旅行のたびに各地のプラネタリウムをめぐってきました!社会人になった今も、その趣味は変わらず、これまでに全国50か所以上のプラネタリウムを訪れています。
このサイトでは、「これから行ってみたい人が、安心して選べるように」「もっと多くの人に、星空の魅力を届けたい」という想いから、各施設の見どころ・アクセス・座席情報などをわかりやすく紹介しています。
どんな方でも楽しめる“星の世界”を、もっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

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