藤橋城・西美濃プラネタリウムは、岐阜県揖斐川町にあるユニークな城郭風建築の施設で、「お城の中にあるプラネタリウム」として知られています。建物は三層四階建てで、1階にプラネタリウム、2階に星・宇宙展示室、3階には旧藤橋村の歴史・民俗展示、4階は展望室として構成されています。
プラネタリウムは MEGASTAR-II B を中心とする光学式機器と、補助的なデジタル投影機(Trivue 2000 等)を併用する方式で、美しい星空と映像演出を融合させた投映が可能です。ドームの直径は約9 〜 9.2メートル、座席数は60席が基本仕様とされ、1回の上映は約30分程度で、平日・土日問わず複数回投映が行われています。上映スケジュールは、平日は 13:00/15:00、土日祝には 11:00/13:00/14:00/15:00 などが典型パターンです。
また、城の2~3階には天文展示と歴史民俗展示が併設され、地域文化と宇宙との接点を感じさせる構成になっています。展望室からは周囲の景観を眺めることができ、「城と星空」を結びつけた象徴性ある施設設計が、この施設の見どころのひとつです。
施設概要
- 施設名
藤橋城・西美濃プラネタリウム
- 住所
岐阜県揖斐郡揖斐川町鶴見332‑1
- アクセス
大垣ICから車で約80分
- 開館時間
午前10時〜午後4時30分
- 休館日
月・火曜日(祝日の場合は、その日を除く週初めの平日2日間)
- 電話番号
0585-52-2611
- 公式サイト
藤橋城・西美濃プラネタリウム
座席・料金情報
- 座席の種類
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い水平・扇形配置)
- 施設規模
- ドーム径:9.2m|座席数:60席|座席の配列:同心円|水平
- 機種
- 大平技研 MEGASTAR-ⅡB / アストロアーツ ステラドーム・プロ
- 料金
- 高校生以上 550円 小中学生270円
- 幼児無料、障がい者・パスポート所持者など割引あり
- 予約方法
- 団体(入場料の発生する方20名以上)5割引
上映プログラム
- 現在上映中
- 平日13:00・15:00/土日祝11:00・13:00・14:00・15:00の合計4回投影
- 各回約30分、10分前より入場開始
- 定番プログラム
- 光学式MEGASTAR‑IIBで1000万個の美しい星空を投影
- 光学&デジタル併用による季節天文現象や宇宙シーンを織り込んだ構成
- 特徴的な企画
- プラネタリウム1階、2階に天文展示、3階歴史・民俗展示、4階は展望室
- 西美濃天文台の60cm反射望遠鏡や星空トイレなどのギミックも楽しめる
おすすめポイント

MEGASTAR‑IIB搭載、1000万星をリアルに再現。城の空間と相まった非日常感が魅力

プラネから歴史、望遠鏡観望まで、4層全てで学びと体験ができるワンストップ型施設

季節や週末による限定開館で、家族のレジャーや天文初心者の週末利用に最適
訪れた人の声と総評
- 訪れた人の声
「彦根城風の外観と最新星空のギャップに驚いた」
「展示も多彩で4階の展望室からの景色が最高!」
- 総評
藤橋城・西美濃プラネタリウムに触れた印象としてまず残るのは、「城の意匠をまといながら星空を映す異空間性」の妙です。城郭風の建物をくぐって中に入ると、1階にドーム空間が広がり、“城の中にある宇宙”という感覚を抱かせます。ドーム径9メートル、60席という規模は大きくはないものの、観客と星空との距離感が近く、生解説の語りをじっくり味わえる印象があります。使用機器の MEGASTAR-II B による高精細星像は特に印象深く、暗部の描写や星数の豊富さに惹き込まれました。
また、映像投影を交えるハイブリッド構成により、星空だけでなく宇宙旅行やストーリー性の演出も楽しめ、純粋な星座案内より先の宇宙への誘いが感じられます。城の上部階には展示空間や展望室もあり、星空体験と地域文化・景観観察をつなぐ流れがつくられていて、投映前後を含めて施設全体で味わいが深くなる構成だと思いました。
ただ、年間を通じて冬期休館期間が設けられていること(12月~3月)や、投映回数が限られていることは訪問時期を考慮する必要性を感じさせます。しかしながら、「城 × プラネタリウム × 展望」の三位一体的な演出があり、訪れる価値を強く感じさせる特色ある場だと思いました。
近隣スポット情報
- 藤橋歴史民俗資料館
古民家を移築した資料館で、郷土の歴史文化を学べる。 - 西美濃天文台
口径60cm反射望遠鏡を備え、夜間の天体観望会も実施される観測施設。 - 徳山ダム・ダムサイト公園
日本最大級のロックフィルダム周辺に広がる公園で、展望と散策が楽しめる。


