姫路科学館

姫路科学館「アトムの館」は、兵庫県姫路市青山に位置する総合科学館で、特にそのプラネタリウムが大きな特徴を持ちます。ドーム直径約27 メートルを誇る大規模な全天周スクリーンと、専門解説員による生解説「星空案内と宇宙の話題」、さらに迫力ある映像プログラム「全天映画」の２種類を基本に展開しています。

常設展示では「地球と郷土の自然」「身のまわりの科学」「私たちの宇宙」の３フロアにわたり、恐竜の骨格模型・光・電気・重力などの体験コーナー・隕石や宇宙関連資料などが配されており、遊びながら科学を学べる構成になっています。館へのアクセスとしては、山陽自動車道「姫路西ＩＣ」から車で約10分、また「星の子館前」バス停からも徒歩ですぐという交通利便性も特徴です。このように、規模・装置・展示・アクセスのいずれも整っており、プラネタリウム鑑賞と科学体験を両立できる場として強みを持つ施設です。

施設概要

• 施設名
  姫路科学館（アトムの館）

• 住所
  〒671-2222　姫路市青山1470-15

• アクセス

　　車でお越しの方
　姫路駅より約20分
　山陽自動車道「姫路西IC」より約10分
　姫路バイパス「太子東IC」より約10分
　姫路西バイパス「太市IC」より約5分

　　バスでお越しの方
　神姫バスで【北4番乗り場】より【37番 太市】行きで
　【星の子館前】下車

• 開館時間
  午前9時30分～午後5時

• 休館日
  毎週火曜日（祝日・休日の場合は開館）、祝日・休日の翌日（土・日・祝日にあたる場合は開館）、年末年始

• 電話番号
  079-267-3001

• 公式サイト
  姫路科学館（アトムの館）

座席・料金情報

• 座席の種類
  • 一般的なプラネタリウム座席（映画館に近い形式）
• 施設規模
  • ドーム径：27m｜座席数：284席｜座席の配列：一方向傾斜｜傾斜角：15度
• 機種
  • コニカミノルタ　GEMINISTAR IV-HIMEJI（INFINIUMα NEO＋SUPER MEDIAGLOBE-Ⅱ（4K））
• 料金（各回チケット制）
  • 大人 600円　小中高生 210円　幼児 無料（要保護者同伴）
• 予約
  • 団体は事前予約制。個人は当日直接購入（幼児含む）

上映プログラム

• 現在上映中
  • 星空案内と宇宙の話題
    解説員による生解説。今夜の星空や最新の宇宙ニュースを中心に約45分間投影
  • 全天映画
    ドーム全体を使った4K全天映像。さらに満点星空と宇宙解説を含む
• 定番プログラム
  • 毎日：11:00／13:50／14:55／16:00（切替制）
  • 幼児向けは日曜朝および学校休暇期間に短縮版あり

• 特徴的な企画
  • 季節限定イベント
    七夕や夏休み星祭りなど季節ごとに内容をアレンジ
  • コンサート連動CD投影や声優コラボ投影など、音楽と映像の融合企画あり

おすすめポイント

訪れた人の声と総評

• 訪れた人の声
  「混雑していない穴場」
  「リーズナブルで雰囲気も良い」
  「子どもも連れて何度も通いたくなる」

• 総評
  姫路科学館のプラネタリウムに足を運び、「圧倒的なスケールと遊び心が同居する星空空間」に出会えたと感じました。27 メートルというドームに包まれると、椅子に座った瞬間から“宇宙旅行”へと送り込まれるような没入感があり、一般的な施設とは一線を画すスケールの大きさを実感しました。生解説を交えた「今夜の星空」案内では、星座や最新の宇宙ニュースが語られ、ただ映像を見るだけでなく“語りかけられる”体験になっていたのも印象的です。
  さらに、常設展示を先に回ってからプラネタリウムに入る流れが自然で、恐竜や身近な科学から宇宙へと意識が段階的に拡がっていく導線設計に好感を持ちました。アクセスも良く、家族での利用や子ども連れでも安心して訪れられる雰囲気があります。
  一方、これだけの規模ゆえに「席を確保する」「混み合う回を選ぶ」といった事前準備の重要性も感じました。
  また、演出・映像の迫力が高いため、星を静かにじっくりと眺めたい人には少し演出過多と感じることもあるかもしれません。それでも、非日常の星空体験を求めるなら、姫路科学館は強くおすすめできる施設だと思います。

近隣スポット情報

• 姫路城（世界遺産）
  白鷺城とも称され、美しい景観と歴史を体感できる国宝天守。
• 好古園（武家屋敷庭園）
  四季折々の景色が楽しめる日本庭園、城見学とセットでの散策に最適。
• 姫路市立動物園
  無料で入園でき、家族連れに人気の小規模動物園。プラネタリウム後にゆったり回れます。