三重県立みえこどもの城

三重県立みえこどもの城（三重県松阪市）は、ドーム直径22 mを誇る県内最大級のプラネタリウム「SWS西日本キッズシアター（ドームシアター）」を備えた大型児童館です。2022年4月に投影装置・座席・ホワイエ空間を大規模にリニューアルしており、光学式プラネタリウム「CHIRONⅢ」や全天周4Kデジタル投影機「VIRTUARIUMⅡR7」といったハイブリッド構成を導入。 約一億個の微恒星で天の川を再現するなど、高精細な星空描写が可能で、座席も親子用ベンチシートやリクライニング仕様など快適性が高められています。

また、プラネタリウムの前後には工作体験や遊具、クライミングウォールなど、子どもが“遊びながら学ぶ”体験型の展示スペースも整っており、プラネタリウムだけで完結せず一日滞在型の構成が魅力です。

施設概要

• 施設名
  三重県立みえこどもの城（SWS西日本キッズシアター兼プラネタリウム含む）

• 住所
  〒515-0054　松阪市立野町1291　中部台運動公園内 

• アクセス

　　公共機関でお越しの方
　松阪駅前からバスに乗っていただき中部中学校口で下車そこから徒歩約15分

　　車でお越しの方
　松阪IC→県道59号線・166号線から中部台運動公園駐車場まで約15分

• 開館時間
  午前9時30分～午後5時
  冬季営業時間 午前9時30分～午後4時30分

• 休館日
  毎週月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始

• 電話番号
  0598-23-7735

• 公式サイト
  三重県立みえこどもの城

座席・料金情報

• 座席の種類
  • 一般的なプラネタリウム座席（映画館に近い形式）
  • 見やすい角度に設定されたリクライニング機能付きの席も一部あり（両肘掛け付きの単独リクライニングシートを採用）
• 施設規模
  • ドーム径：22m｜座席数：160席（うち親子席4組・8席）｜座席の配列：一方向傾斜｜傾斜角：20度
• 機種
  • 五藤光学　CHIRONⅢ HYBRID　（CHIRONⅢ＋バーチャリウムⅡR7）
• チケット料金（ドームシアター）
  • 大人 400円(320円)　児童・生徒 200円(160円)　幼児(3歳以上) 100円(80円)
  • 3歳未満 無料
  • ()内は団体料金 ※20名以上利用
• 予約・受付方法
  • 当日1階券売機で購入し、上映10分前にシアターホワイエへ

上映プログラム

• 現在上映中
  • 「今夜の星空案内」＋オリジナル番組「星空自由研究」：今夜の星座をスタッフが解説

• 定番プログラム
  • 季節の星空解説を交えたプラネタリウム主体の上映
  • 全天周映像プログラム「ハナビリウム」「ドラえもん 宇宙の模型」など

• 特徴的な企画
  • 花火の裏側を360°映像で体感する「ハナビリウム」
  • 人気キャラ・ドラえもんを通じて宇宙のしくみを楽しく学ぶ全天映像

おすすめポイント

訪れた人の声と総

• 訪れた人の声
  「子どもも大人も一緒に楽しめ、最新機器の迫力に驚きました」
  「一部古い設備もあるが、清掃は行き届いており、快適さは◎」

• 総評
  みえこどもの城のプラネタリウムに触れて、まず感じたのは「子どものための大型空間でありながら、質の高い星空体験が可能な場」という印象です。ドーム直径22 mという壮大なスケールに包まれるだけでも非日常的ですが、チロンⅢ＋4K全天周映像というハイブリッド機器構成から、「リアルな星空」と「映像演出」の両立が実現されており、観る側としては“星空に見入る”というより“星空に没入する”感覚を味わえました。
  また、リニューアルされた座席の快適性やバリアフリー化、親子ベンチシートなど利用者配慮の細かさも、子ども連れで安心して訪れられる設計だと感じました。さらに、遊具／工作／クライミングといった“遊び”の要素が館内に多数あり、プラネタリウムを中心としつつも“体を動かして楽しむ体験”まで含めた構成が、家族で訪れたくなる理由を生んでいます。
  一方で、児童館という性格ゆえに「じっくり深く天文学を味わいたい大人向け」には演出が少しライトに感じる場面もあるかもしれません。しかしながら、「子どもと一緒に星空を楽しみたい」「遊びと学びを兼ねた休日を過ごしたい」と思うなら、この施設はかなり魅力的な選択肢だと思います。

近隣スポット情報

• 中部台運動公園
  豊かな緑と多目的遊具を備えた広大な都市公園です。
• 松阪市阪内川テニスコート
  ドーム近くにある市民向けテニスコートで、スポーツと自然を満喫できます。
• 竹輝銅庵
  地元ならではの伝統工芸・陶芸体験ができる文化施設です。