三島市立箱根の里は、自然体験を主軸とする施設の一角にプラネタリウムを備えており、宿泊・キャンプ施設と一体となった構造が特徴です。プラネタリウムは 五藤光学 GS-T 型 を用いたドーム径 8.5 m、座席数 78席の規模で、約3,500個の恒星を投影可能な描写力があります。補助投影機を併用することで、日食・月食・星座絵・オーロラなどの現象も映像表現でき、月・惑星の運行はケプラー運動に準じた正確性を追求した投影を行います。
プラネタリウムの一般公開は毎月第2・4日曜日を中心に午前 10:30、午後 14:00 の2回行われ、申込制で 10名以上の団体が利用できる形式です。
また、晴れた夜には施設周辺で実際の星空観察も楽しめる立地の良さが魅力で、都市から離れた大自然のなかで、映像と実景をつなぐ体験を提供しています。自然・宿泊・星空を一体化した施設設計が、箱根の里プラネタリウムの強みといえるでしょう。
施設概要
- 施設名
三島市立箱根の里 プラネタリウム
- 住所
静岡県三島市北原菅4710‑1
- アクセス
車でお越しの方
三島・伊豆方面(伊豆縦貫道に進入) 三島塚原ICを左折し、国道1号線を箱根方面へ
バスでお越しの方
三島駅南ロバス停(5番)元箱根・山中行乗車 見晴学園前下車 徒歩約40分
- 受付時間
午前8時15分~午後5時
- 休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
- 電話番号
055-985-2131
- 公式サイト
三島市立箱根の里 プラネタリウム
座席・料金情報
- 座席の種類
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い水平・扇形配列形式)
- 施設規模
- ドーム径:8.5m|座席数:79席|座席の配列:扇形|水平
- 機種
- 五藤光学 GS-T
- 料金
- プラネタリウム見学 市民 50円 一般(市民以外) 100円
- 予約方法
- 団体(10名以上) 宿泊・日帰りともに要事前申込み
- 一般公開は月に1,2回程度 公式サイトをご覧ください。
上映プログラム
- 現在上映中
- 春〜冬まで季節に応じた星座テーマの上映を実施(10時30分/14時)
- 定番プログラム
- 春「春の星座案内」・夏「夏の大三角」・秋「秋の星座めぐり」・冬「冬の大三角とオリオン座」など季節ごとの星座紹介
- 特徴的な企画
- 補助投影機を用い、日食・月食・星座絵・オーロラなど多彩な現象をリアルに表現
- アナログ式の投影機による“味わい深さ”も一部ファンに好評
おすすめポイント

最新機材ではなく五藤光学GS‑T型投影機を使用しており、手作業の微調整が効いた“温かみのある星空”が魅力的

最大81席、約3,500個の恒星を投影できるため、自然の星空に近い幻想的な体験ができる

宿泊施設・キャンプ場・芝生広場とセットになっており、親子や団体での自然体験・学習に最適なシーンを提供
訪れた人の声と総評
- 訪れた人の声
「自然の中で、朝から晩まで遊んでプラネタリウムも見られて満足」
「昔ながらの機材での投影は、機械的すぎず味わいがある」
- 総評
箱根の里プラネタリウムを訪れたとき、まず感じたのは「自然をバックに、光学星空の温かさを味わえる場」ということでした。8.5 mドーム・78席という規模は大きくはないものの、一つひとつの星が丁寧に映し出され、補助投影の演出も効果的で、月や惑星、オーロラなどの現象が組み込まれたプログラムは、星だけで終わらない奥行きを感じさせます。生解説を交えながら季節の星空へ誘う流れは、映像と語りの両方を有機的につなごうとする意図が感じられ、観客として没入しやすい構成でした。
特に魅力的だったのは、プラネタリウム投影をただの室内体験で終わらせず、晴れた夜には実際の星空を見上げる観察機会を設けている点。映像と実景の橋渡しができる環境が、この施設の体験価値を押し上げていると思います。施設全体が自然中心の設計のため、夜の静けさや空気の澄み具合が、プラネタリウムで観る星空にリアルな説得力を与えてくれます。
ただ、公開日が限られている(第2・4日曜など)点と、席数制限がある点は訪問時に注意が必要だと感じました。しかし、自然と星空を融合させた体験を大切にする施設として、記憶に残る訪問先になりました。
近隣スポット情報
- 三島スカイウォーク
日本最長の歩行者吊り橋から雄大な富士山と駿河湾が望める絶景スポットです。 - 楽寿園
歴史ある庭園で、季節の花々と文化的景観を散策できます。 - 柿田川公園
豊かな湧水と清流が美しい自然公園で、散歩や自然観察に最適です。


