オホーツク海に面した科学館「GIZA」には、直径15m・全天周ドームシアターがあり、流氷やオホーツクの自然をテーマにした映像を臨場感たっぷりに上映。プラネタリウム的なコンテンツでは、天の川・流星群・低緯度オーロラなど季節ごとの星空テーマを学芸員による生解説付きで上映する「今月のプラネタリウム」が定期開催されています(30分程度)。
-20℃体験室には本物の流氷や氷づけの魚、クリオネが展示され、真冬のオホーツクを感覚で味わえるほか、凍るシャボン玉など体験型展示も充実。さらに、夏期の科学教室や音楽と星を組み合わせた特別プラネタリウムなど、イベント性が高い多彩な企画が用意されており、家族連れや天文ファン、観光客にも楽しめる内容です。道の駅併設で観光拠点としても便利で、学び+体験+地域文化を兼ね備えた科学エンタメ基地といえる施設です。
施設概要
- 施設名
紋別市青少年科学館 - 住所
〒094-0023 北海道紋別市元紋別11−6 - アクセス
空港連絡バスオホーツク紋別空港~オホーツクタワー入口約8分+徒歩約7分
車利用の場合
札幌から約5時間(有料道路利用で約3時間40分)
旭川から約2時間15分
- 開館時間
午前9時〜午後5時
- 休館日
毎週月曜日(祝日除く) 年末年始(12月29日〜1月3日)
※大型連休や夏休み期間、冬の流氷シーズン(1月4日〜3月31日)は無休です。
- 電話番号
(0158)23-5400
- 公式サイト
紋別市公式サイト内 科学館ページ
座席・料金情報
- 座席の種類
- 小規模のドーム型プラネタリウム
- 一般的なシアター形式の座席
- 施設規模
- ドーム径:15m
- 機種
- 五藤テレスコープ社製の光学式プラネタリウム「G-1200」
- 料金体系
- セット料金(常設展示室+ドームシアター)
一般 750円 高校生・大学生 250円
※中学生以下は無料。未就学児童は保護者同伴
- セット料金(常設展示室+ドームシアター)
- 購入・予約方法
- 当日窓口で購入
- 団体利用は事前相談
上映プログラム
- 現在上映中の作品
- 季節の星座解説や簡単な天文番組
- イベント時の特別上映
- 定番プログラム
- 「紋別の夜空を知ろう」:地元ならではの星の見え方、オホーツク沿岸地域の特徴を交えた解説
- 子ども向けの星空学習番組
- 特徴的な企画
- 冬の流氷シーズンに合わせた企画投映(流氷と星空をテーマにする場合も)
- 地元学校とのコラボ学習
おすすめポイント

アットホームな空間
小規模で親しみやすい雰囲気のため、小さな子ども連れでも安心して利用できる。

低価格で学べる科学施設
プラネタリウム鑑賞だけでなく、科学実験コーナーや展示も安価で楽しめる。

流氷観光と合わせて楽しめる
紋別といえば流氷観光が有名。冬季シーズンに訪問すれば、海と星空のコントラストを満喫できる。
訪れた人の声や総評
- 訪れた人の声
「小さいけど温かみがある」「地域に密着した解説が良い」
- 総評
GIZAを訪れて印象的だったのは、「流氷と星空」という地域ならではの組み合わせを五感で体験できること。ドームシアターで映し出されるプラネタリウム映像は、季節や天体テーマによって生解説がつき、天の川やオーロラまで身近に感じられる説得力があります。「今月のプラネタリウム」の回では、学芸員による質の高い解説が頭に残り、星空に対する好奇心が自然と深まりました。
また、−20℃体験室では本物の流氷やシャボン玉氷結、クリオネを観察することで、プラネタリウムで得た知識が「流氷」という具体的な自然現象とつながる感動があります。都会のプラネタリウムとは違い、実際に自然と触れ合えるのが新鮮で、知識の定着にもつながる体験でした。道の駅と併設されているため、気軽な観光スポットとしても最適。学びにエンタメと地域色がうまく融合されており、流氷の季節でなくても通年楽しめる点は他施設にはない魅力だと感じました。星と氷、映像と体感が重なるGIZAならではの科学館体験に、大人も子どももきっと虜になるはずです。
近隣スポット情報
- オホーツクタワー(ガリンコ号乗り場付近)
流氷観光船や海底展望施設が人気 - 道の駅「オホーツク紋別」
お土産や地元グルメを楽しめる - 紋別市立博物館
地域の歴史や自然を学べる展示
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