北見市に位置する北網圏北見文化センターは、科学館・博物館・美術館とともに、オホーツク地方唯一のプラネタリウムを擁する総合文化施設です。直径15mのドームに150席を備え、解説員による季節ごとの生解説つきで、約50分間、北見ならではの星空を再現した投影を毎日実施しています。ライブ感あふれる解説に加え、ドラえもん宇宙模型や火山めぐりなど、家族向けや教育的な番組も充実。3階には望遠鏡を備えた天体観測室があり、実際の星を見る観望会も定期開催。
科学・歴史・芸術と融合した体験型空間で、博物館展示と併せて多面的な学びが可能です。バリアフリー配慮も充実しており、車いす利用者や子連れ、観光客など多様な来館者に対応。地元文化や自然と宇宙のつながりを伝える場として、地域に根差した魅力あふれる施設です
施設概要
- 施設名
北網圏北見文化センター - 住所
〒090-0015 北海道北見市公園町1番地 - アクセス
徒歩の場合
北見駅から国道39号を網走方面へ進み、北見信用金庫東支店のある交差点を左折します。そのまま坂道を上がり、信号の先にある右手の野付牛公園入口を目印に進むと、正面奥に北網圏北見文化センターが見えてきます。駅からの所要時間はおおよそ25分程度です。
バスの場合
大通りバス停より北見バス3番(東陵運動公園線)または11番(小泉・光の苑線)に乗車。
いずれも「北網圏文化センター」で下車。徒歩3分。
北見バス1番(三輪・小泉線)「大町郵便局」で下車。徒歩8分。
車の場合
駐車場は野付牛公園駐車場をご利用ください。60台(無料)
- 開館時間
午前9時30分〜午後4時30分
- 休館日
月曜日 (月曜日が祝日の場合は開館します)
休日の翌日 (土曜日及び日曜日を除く)
年末年始
- 電話番号
0157-23-6700
- 公式サイト
北網圏北見文化センター 公式サイト
(URLは変更される可能性があるためご確認ください)
座席・料金情報
- 座席の種類
- ドーム型のプラネタリウムシアター
- 傾斜付き座席で、後方からでも星空を見やすい設計
- 施設規模
- ドーム径:15m|座席数:150席|座席の配列:扇形|水平
- 機種
- アストロアーツ ステラドーム・プロ
- 料金体系
- プラネタリウムのみご利用の方
大人 660円 高校生・大学生 390円 - 常設展示+プラネタリウム
大人 1100円 高校生・大学生 670円
- プラネタリウムのみご利用の方
- 購入・予約方法
- 当日券中心
- 団体利用や学校の社会科見学等での貸切利用は事前相談
上映プログラム
- 現在上映中の作品
- 季節の星座解説
- 家族向け天文番組
- 定番プログラム
- 「今日の北見の夜空」:地域ならではの星空を取り上げた解説
- 天体の基礎知識や宇宙開発をテーマにした短編ドキュメンタリー
- 特徴的な企画
- 音楽コンサートとのコラボ投映
- 地域の行事・祭りシーズンに合わせた特別上映
おすすめポイント

地域に根ざした星空解説
北見の地形や気候を踏まえたオリジナル解説が楽しめる。

充実した付帯施設
併設の文化センターでは、郷土資料や美術作品の展示、講演イベントなども開催されており、一度に複数の体験ができる。

静かで落ち着いた雰囲気
大都市のような大混雑は少なく、ゆったりとプラネタリウム鑑賞を楽しめる。
訪れた人の声や総評
- 訪れた人の声
「静かな環境でゆっくり見られた」「ローカルな魅力を感じる解説がいい」
- 総評
北網圏北見文化センターのプラネタリウムを体験して、まずその“地域密着感”に心惹かれました。オホーツク地方唯一という希少性のあるドームは、星空映像と解説員の声がライブで直に届く臨場感が特徴で、ただ眺めるだけでなく、まるで星空の下に立っているような没入感がありました。
また、天文映像だけでなく「ドラえもん」や「火山めぐり」など子ども向けプログラムも用意され、家族で楽しめる点が他施設との大きな違いです。天体観測室で実際に望遠鏡をのぞける体験も、デジタルとリアルの両輪が回る構成で、知的好奇心を掻き立てられました。さらに、科学・博物・美術のすべてを一度に楽しめる文化センター全体の設計は、純粋なプラネタリウム施設とは異なる“文化の森”のよう。地域文化や自然資源に対する理解が深まり、学びながら楽しめることの価値を改めて実感しました。地元の人にも観光客にも開かれた包容力のある場所で、星と文化の融合を体感できる唯一無二の体験でした。
近隣スポット情報
- 北見ハッカ記念館
北見の名産・ハッカの歴史や製品を学べる施設 - ピアソン記念館
歴史的建造物として見学可能 - 道の駅「まるせっぷ」や「おんねゆ温泉」
少し足を延ばせば温泉や特産品が楽しめるエリア
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