宮城県大崎市にあるパレットおおさき内のプラネタリウムは、直径18m/158席の25°傾斜型ドームに、五藤光学の「ケイロンⅢ」光学式投影機を備えています。17.5等星まで再現可能な約1億個の恒星映像で、驚くほど自然な星空体験を提供することが強みです銀河や流星を写実的に映し出し、四季折々の星座や宇宙の神秘を丁寧に伝えます。さらに、定期上映のほか、地域文化や自然と連動した特別番組「天空の果てへ」など最新の天文知見や体験を盛り込んだ企画も実施。催事として「すみっコぐらし」など人気キャラクター番組や、恐竜をテーマにしたイベント上映も展開し、ファミリー層や幅広い年代が楽しめる多彩な構成となっています。学びとエンターテイメントが融合し、文化ホールとして地元住民に親しまれる、技術と企画力が調和した施設です。
施設概要
- 施設名
大崎生涯学習センター〈パレットおおさき〉プラネタリウム
- 住所
〒989-6135 大崎市古川稲葉字亀ノ子111-1
- アクセス
公共交通でお越しの場合
JR古川駅からバスプール8番のりば 循環便で約15分(「大崎市民病院」停留所下車)
JR古川駅よりタクシーで約10分
車でお越しの場合
東北道古川IC~国道47号~国道4号~パレットおおさき(約8分)
東北道三本木スマートIC~国道4号~パレットおおさき(約10分)
※無料駐車場あり(約190台)
- 開館時間
午前9時〜午後5時
- 休館日
月曜日 月曜日が祝日の場合は翌平日 年末年始
※プラネタリウム番組入替、点検整備等で臨時に休館することがあります 。
- 電話番号
0229-91-8611
座席・料金情報
- 座席の種類
- スタンダード席(固定式シート)
映画館スタイルに近い固定式の座席が約150席(一部資料では158席)並び、扇形または一方向傾斜形式で配置されています。ドーム投影の全視野をカバーし、ほとんどの席からスクリーンが見やすい構造です。自由席で入場順による席選びとなります。 - リクライニング席の設置なし
リクライニング機能付きシートは導入されておらず、全席が固定型。構造をシンプルに保ちながら快適な視聴環境を提供しています。
- スタンダード席(固定式シート)
- 施設規模
- ドーム径:18m|座席数:160席|座席の配列:一方向傾斜
- 機種
- 五藤光学 CHIRONⅢ HYBRID
- 料金体系
- 一般・大学生 600円(団体480円)
高校生 300円(団体240円)
小・中学生 200円(団体160円)
幼児 無料 - 土曜・日曜・祝日
学校夏休み期間(7月21日~8月25日 ただし月曜日をのぞく)
- 一般・大学生 600円(団体480円)
- 購入方法
- 当日窓口販売(団体20名以上は事前予約)
上映プログラム
- 現在上映中の作品
- 全天周CG「銀河鉄道の夜 2025」、生解説+音楽「季節の星空コンサート」
- 定番プログラム
- 四季の星空生解説、癒やし系ヒーリング番組「星空サウンドバス」
- 特徴的な企画
- 屋上天文台「星をみる会」、操作体験イベント「きみも解説員!」、星空×生演奏のパレット星空音楽会
おすすめポイント

1億個の星を映す最新ハイブリッド投影でリアルな天の川を再現。

屋上望遠鏡と連動した観望会が人気——ドームと本物の星空を同日に体験。

大人500円・子ども200円の良心価格でリピートしやすい。
訪れた人の声や総評
- 訪れた人の声
「番組が多彩で飽きない」
「無料の星見会が神コスパ」
- 総評
パレットおおさきのプラネタリウムを訪れて最初に感じたのは、「圧倒的な星のリアルさ」と「地域の暮らしとのつながり」です。夜空を切り取ったようなケイロンⅢの1億個の星々は、自宅で見る夜空とは異なる感動と美しさを放っていました。その映像と共に上映される「天空の果てへ」は、最新の天文学を取り入れた内容で、解説を聞きながら宇宙旅行をしているような臨場感がありました。
さらに「すみっコぐらし」や恐竜など、子どもも飽きないポピュラーな番組との共存が、利用者層を広げていると感じます。施設全体が学びと文化をつなぐ拠点として設計されており、投影後にロビーで行われる工作教室や講座といった催しも連動しており、星空体験が脳にも心にも残る構成でした。他の施設と比べ、規模や技術だけでなく「地元との関係性」や「多世代が共に楽しめる企画力」が特筆。星空×地域文化×教育が息づいた、心温まる学びと感動の場だと思いました。
近隣スポット情報
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