小樽市総合博物館本館は、旧手宮鉄道施設を活かした歴史的な空間に、最新のデジタルプラネタリウム「ステラドームプロ」を2021年に導入。4K対応投影によるリアルな星空と全天周映像を兼ね備え、季節や地元の天候に即した内容を30分程度で投影します。
定期上映のほか、親子でごろごろ寝転がる「ごろごろプラネタリウム」など、参加型でユニークな取り組みもあり、地元高校生とコラボした星座解説イベントなど地域との結びつきが強い点も注目に値します。館内は蒸気機関車・鉄道車両を含む科学展示も充実しており、工作体験ラボも定期的に開催。プラネタリウムだけでなく、歴史・科学・ものづくりが連携した学びと体験の空間として親子や校外学習に最適です。
施設概要
- 施設名
小樽市総合博物館 本館 デジタルプラネタリウム
- 住所
〒047-0041 北海道小樽市手宮1丁目3−6
- アクセス
バスでお越しの方
小樽駅前のバスターミナル3番のりばから、高島3丁目経由小樽水族館行き(系統番号10番)に乗車。
「総合博物館」で下車。所要時間約10分。
小樽駅前バスターミナル3番のりばから、小樽水族館行き(10番、11番)に乗車。
「手宮」で下車。所要時間約10分。
JRでお越しの方
小樽駅より小樽運河方向へ、徒歩約10分。
駐車場
本館正面入り口前に120台(無料)運河館に12台(無料)
- 開館時間
午前9時30分から午後5時
- 休館日
火曜日(祝日の場合は翌平日)年末年始
- 電話番号
0134332523
座席・料金情報
- 座席の種類
- スタンダードシート
映画館に近い固定式座席で、ドーム映像を快適に楽しめるよう、緩やかな傾斜が施されています。 - リクライニングシート(限定席)
一部にリクライニング機能付きの席を配置。首や背中の負担を軽減し、よりリラックスした姿勢で天体ショーを鑑賞できます。
- スタンダードシート
- 施設規模
- ドーム径:直径約7mのコンパクトな全天周ドーム 座席数:30席(先着順・整理券制)
- 機種
- アストロアーツ製「ステラドームプロ」全天周デジタルプラネタリウムを2021年春より導入
- 料金体系
- 一般 400円(冬期300円) 高校生・市内在住の70歳以上の方 200円(冬期150円) 中学生以下無料
- 購入方法
- 各回1時間前から窓口で整理券配布(先着順)
上映プログラム
- 現在上映中の作品
- 全天周映像「小樽の港と星空」、春の星座解説番組
- 定番プログラム
- 四季の星空解説、15〜30分の短編ヒーリング番組
- 特徴的な企画
- 鉄道展示リニューアル記念コラボ、プラネ×ミュージアムナイトなど特別投映
おすすめポイント

博物館入館料だけで鑑賞OK
家族に優しい料金設定。

4K対応の高精細ドームで小樽の夜景を再現。

鉄道・歴史展示と合わせて学びとエンタメを一度に満喫。
訪れた人の声や総評
- 訪れた人の声
「港町らしい星空演出が面白い」
「リニューアルで座席が快適」
- 総評
小樽のこのプラネタリウムは、歴史ある鉄道施設という舞台設定と最新デジタル投影の融合が印象的でした。赤レンガやSLに囲まれた空間で見る星空は、まるで時空を超えた旅をしているよう。映像も4Kで鮮やか、天候や星座に合わせた投影は地元感があり、身近な夜空とリンクしていて親しみやすかったです。特に「ごろごろプラネタリウム」は、芝生シートに寝転びながら星を見上げるスタイルが斬新で、幼児連れでも気軽に楽しめる気配りが嬉しかったです。
さらに高校生とのコラボ回では、フレッシュなナレーションと地元学生の視点が新鮮で、星の世界に引き込まれました。歴史展示や工作体験とプラネタリウムがセットになっており、知的好奇心が自然に広がる構成も魅力的。都会の大規模施設とは異なり、ここでは体験を通じて「地域と星空」が手を繋いでいるような温かさと奥深さを感じられました。小樽らしさを体現した、記憶に残る学びの場です。
近隣スポット情報
- 小樽運河
1923年に整備された歴史的な運河で、石造倉庫が並ぶ風景とガス灯が灯る夜景が人気の観光名所になっています。
- かま栄のパンロール
すり身をパンで包んで揚げた、小樽発祥の名物スナックで、サクサクのパンとぷりっとしたかまぼこの食感がクセになる一品です。
- 祝津パノラマ展望台
標高70mの丘にあり、石狩湾や日和山灯台を一望できる絶景スポットで、特に夕陽や冬の群来(くき)が見られることでも知られています。
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