旭川市科学館「サイパル」

北海道

旭川市科学館サイパルは、2005年リニューアル以来、ドイツ・カールツァイス社製の最新型光学式投影機「STARMASTER ZMP」を導入し、直径18m・170席の大空間ドームで季節ごとの満天の星空を高精細に再現しています。星空投影だけでなく、全天周映像やスライド、星空コンサートなど多様な演出にも対応しており、天文現象を視覚・聴覚両面から楽しめる魅力が特徴です。

客席には回転椅子やペアシート、車椅子スペースなどのユニバーサルデザインを完備し、身体的制約のある来館者にも配慮されています。さらに、施設はプラネタリウムだけでなく、無重力体験ができる「宇宙ゴマ」、月面重力を体感する「ムーンジャンプ」、地震や火山模型など、地球・宇宙・北国をテーマにした常設展示も充実。また、65cm反射望遠鏡を備えた天文台からは昼間の太陽や星の観察も可能。科学館全体が「体験して学ぶ」総合的な学びの拠点であり、子どもから大人まで幅広い層に対応した学習・エンタメ施設です。

施設概要

  • 施設名
    旭川市科学館「サイパル」
  • 住所
    〒078-8329 北海道旭川市宮前1条3丁目3−32
  • アクセス

  車でお越しの場合
 道央自動車道「旭川鷹栖IC」からのアクセス

・ICを出たら旭川駅・富良野方面へ進み、イオン旭川西店前で左折
・そのまま嵐山通りを直進し、旭正橋を渡って2つ目の信号で左折
・国道12号(4条通)に合流後、直進して高架下を抜け、次の交差点を右折
・国道39号・大雪通(道道219号)を新神楽橋方面へ進み、橋を渡らずに側道へ
・アンダーパス出口で右折すると「科学館サイパル」に到着

  旭川空港からのアクセス

・空港出口を左折し、稲荷神社前交差点を左折
・突き当たりのT字路を左折して進み、交差点を右折して国道237号へ
・旭川方面へ向かい、神楽岡14条3丁目交差点(GSが目印)を右折
・そのまま大雪通(道道219号)を直進、新神楽橋手前で側道へ降りて直進すれば到着

  深川・札幌方面からのアクセス

・国道12号から4条通に入り、そのまま直進
・高架下をくぐった先の交差点で右折し、大雪通(国道39号・道道219号)へ
・新神楽橋に向かい、橋を渡る手前で左側道に入り、右折して進むと到着

  美瑛・富良野方面からのアクセス

・国道237号を旭川方面へ進行
・神楽岡14条3丁目交差点(左手にガソリンスタンド)を右折
・大雪通(道道219号)を新神楽橋方面へ進み、側道から降りて直進で到着

  名寄・稚内方面からのアクセス

・国道40号を南下し、大町3条4丁目交差点(護国神社が目印)を左折
・金星橋を越えて進み、踏切を越えたT字路を右折し国道39号へ
・そのまま新神楽橋方面へ進み、橋を渡る前の側道へ入りアンダーパス出口で右折

  層雲峡・網走・北見方面からのアクセス

・国道39号線を旭川市街方面へ直進
・新神楽橋を渡らず左側の道へ進入し、交差点手前を右折、アンダーパス出口で再度右折すると到着

  旭山動物園からのアクセス

・道道140号(動物園通り)を直進
・9条通18丁目交差点(左手に木の柵がある飲食店)を左折
・大雪通(国道39号・道道219号)をそのまま進み、新神楽橋の手前で側道へ入り右折すると到着

  公共機関をご利用の場合

  バス
 JR旭川駅前からは、旭川電気軌道バスの27番乗り場より、82番「南高行」または84番「ひじり野1の1行」に乗車すると、「科学館前」バス停で下車できます。所要時間は約5分、運賃は片道220円です。
また、駅近くの1条通8丁目停留所(17番乗り場)から出ている33番「東光・近文線」も利用可能です。こちらも「科学館前」で下車し、同様に約5分、運賃は220円です。どちらの路線も、科学館サイパルの目の前で降りられるため、大変便利です。

  JR
 JR旭川駅から宮下通り経由徒歩約25分、JR旭川四条駅から徒歩約15分。

  • 開館時間
    午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 休館日
    毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、毎月末の平日、年末年始 
    ※7月の最終月曜から8月末までは無休開館
  • 電話番号
    0166-31-3186

座席・料金情報

  • 座席の種類
    • 一般的なプラネタリウム座席
    • 見やすい角度が設定されている傾斜シート
  • 施設規模
    • ドーム径:18m|座席数:170席
  • 機種
    • ツァイス STARMASTER ZMP
    • ツァイス社のSTARMASTER ZMP が見られる日本で唯一の施設です。
  • 料金体系
    • 常設展示室(1日)大人 410円 高校生 280円
    • プラネタリウム(1回)大人 330円 高校生220円
    • 常設展示室(1日)とプラネタリウム(1回)大人 520円 高校生350円
    • 常設展示室(1日)と旭川市博物館常設展(1日)大人 530円 高校生350円
    • プラネタリウム(1回)と旭川市博物館常設展(1日)大人 470円 高校生310円
    • 常設展示室(1日)とプラネタリウム(1回)と
      旭川市博物館常設展示(1日)大人 760円 高校生510円
      ※中学生以下は無料
  • 購入・予約方法
    • 当日券メイン(窓口で購入)
    • 団体の場合は事前連絡推奨

上映プログラム

  • 現在上映中の作品
    • 季節の星空解説番組
    • ファミリー向け天文番組
  • 定番プログラム
    • 星座や神話にまつわる解説
    • 宇宙開発や惑星に関する学習番組
  • 特徴的な企画
    • 地元の自然・夜空をテーマにした特別上映
    • 時期によっては音楽や映像演出とコラボした作品も

おすすめポイント

リーズナブルな料金
大人でも数百円という低価格で、気軽に訪れやすい。家族での利用もしやすい価格帯

体験型の科学展示が充実
プラネタリウムだけでなく、展示コーナーで科学実験や体験ができるので、一日中楽しめる。

地域に根ざした企画
地元・旭川の自然や星空を題材にした番組が多く、他の都市では味わえないローカル感を楽しめる。

訪れた人の声や総評

  • 訪れた人の声
    「子どもが科学に興味を持ってくれた」「リーズナブルで何度も通いやすい」

  • 総評
    旭川市科学館サイパルを訪れて感じたのは、ここが単なる「星を見る場」以上の、体験型の総合科学拠点であるということ。プラネタリウムの大ドームに映し出されるカールツァイス製の繊細な星空は、まるで夜空そのものを切り取ったかのように眼前に広がり、ライブ感のある解説がより没入感を高めています。
    また、無重力ゴマやムーンジャンプをはじめとする宇宙体験コーナーは、子どもだけでなく大人でも思わずワクワクする装置で、科学への興味を自然と引き出してくれました。地震・火山模型やジャンボシャボンなど、地球現象を手や体で実感できる展示も、知識を得ながら感覚的に学べる面白さがあります。
    天文台の望遠鏡で昼間の星や太陽を観察できる点も特筆で、プラネタリウムだけにとどまらない学びの広がりを感じました。施設全体のユニバーサル性も印象的で、車椅子や子連れでも安心して訪れられる配慮が随所に見られ、誰でも科学の楽しさに触れられる場として信頼がおけます。他のプラネタリウムとは異なり、「見る」「聴く」「触れる」「感じる」と多角的な学びを提供してくれるサイパルは、まさに“体験型アミューズメントサイエンス”と呼ぶにふさわしく、満足度の高い訪問体験でした。

近隣スポット情報

飯塚瑠衣

小さなころから星空を眺めるのが好きで、家族旅行のたびに各地のプラネタリウムをめぐってきました!社会人になった今も、その趣味は変わらず、これまでに全国50か所以上のプラネタリウムを訪れています。
このサイトでは、「これから行ってみたい人が、安心して選べるように」「もっと多くの人に、星空の魅力を届けたい」という想いから、各施設の見どころ・アクセス・座席情報などをわかりやすく紹介しています。
どんな方でも楽しめる“星の世界”を、もっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

wp-adminをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました