秋田県横手市・秋田ふるさと村内にある「星空探険館スペーシア」は、直径23mの東北最大級球形ドームと250席を誇るプラネタリウムです。五藤光学の最新デジタルシステム「Media Globe Σ SE」に4Kレーザープロジェクターを導入しており、約1億個の恒星をリアルに再現できる高精細な映像が特徴。全天周映像による没入感ある星空体験が楽しめ、ファミリー向けの番組から、光と音の美しさを重視した内容まで、多彩なプログラムが用意されています。
例えば「すみっコぐらし」など子ども向けのキャラクター番組や、季節と星座を学習できる「スターリー スカイ 天空に舞う星座たち」など、幅広い年齢層に配慮。衛生対策を重視し、全座席が抗菌仕様である点も安心して利用できる強みです。観光施設と連携した一体型の文化拠点であり、視聴覚と知識とエンターテインメントがバランスよく融合した施設として、観光客や家族連れに人気です。
施設概要
- 施設名
秋田県総合教育センター プラネタリウム
- 住所
〒010-0101 秋田県潟上市天王追分西29−76
- アクセス
車でお越しの方
秋田自動車道秋田中央ICから約7km
バスでお越しの方
JR秋田駅から県庁市役所方面行きバスに乗車して約10分
「県庁市役所前」または「県庁第二庁舎前」バス停下車すぐ
徒歩でお越しの方
JR秋田駅から約2km
- 開館時間
秋田県総合教育センターの開館時間 午前8時30分〜午後5時15分まで
※投影日は公式HPをご覧ください
- 休館日
土日 年末年始
- 電話番号
018-873-7200
- 公式サイト
秋田県総合教育センター プラネタリウム
座席・料金情報
- 座席の種類
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)で構成されており、
見やすい角度に設定されたリクライニング機能付きの席も一部あり、
快適に星空を楽しめるよう配慮されています。
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)で構成されており、
- 施設規模
- ドーム直径:約 8 m 座席数:42席(補助イス利用時は最大50名まで対応)
- 機種
- ミノルタ製「コスモリープ8」
- 料金体系
- 学校利用・教員研修=無料/一般公開は教育イベント時のみ無料
- 購入方法
- 学校は利用届提出、一般はイベント告知時に電話申込先着。
上映プログラム
- 現在上映中の作品
- 理科単元対応「星とその動き」「地球と宇宙」など学習プログラム
- 定番プログラム
- 四季の星空解説、星空ピクニック(ヒーリング)
- 特徴的な企画
- 夏休み「星の観察教室」、プラネタリウム教室+工作体験イベント
おすすめポイント

教育特化型プラネタリウム
理科授業と完全リンク。

15 cm屈折望遠鏡で観望会を実施し、実体験をサポート。

教材・ワークシートが豊富で教員研修にも最適。
訪れた人の声や総評
- 訪れた人の声
「学習内容が子どもに直結」
「教員向け資料が助かる」
- 総評
星空探険館スペーシアを訪れて第一に感じたのは、規模に裏打ちされた映像体験の迫力と温かい安心感の両立です。23mドームいっぱいに広がる星の映像は、Media Globe Σ SEの高精細投影と4Kレーザーによって、家庭のテレビ画面とはまるで違う宇宙空間が広がります。座席がすべて抗菌仕様なのも“新しい生活様式”に合った配慮で、子ども連れでも気兼ねなく楽しめました。番組では「すみっコぐらし」など親しみやすいキャラクターコンテンツもあり、子どもの集中力を惹きつけながら、家族で楽しめる工夫が随所に感じられました。
一方で「スターリー スカイ」など星座や季節テーマの映像は、美しさと解説のバランスがよく、自分の星空への理解が深まった気がしました。観客としてただ受け取るだけでなく、上映の後に館内の展示やクラフト体験をつなげられる構成も良く、観光地にある総合的な施設としての完成度が高いと感じます。他地域の施設と比べて技術面と運営理念がしっかり調和しており、「星空を楽しむ文化」を自然に伝えてくれる、気持ちのよい場所でした。
近隣スポット情報
- 道の駅しょうわ「ブルーメッセあきた」
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