鹿沼市民文化センター

栃木県

栃木県鹿沼市にある鹿沼市民文化センター(別称:かぬまケーブルテレビホール)には、県内でも貴重な公共プラネタリウムが設置されています。ドーム直径13m、137席を備え、座席配置は観やすい扇形スタイル。投影機には信頼の五藤光学製GX‑ATが使われており、精密で温かみのある星空を再現。上映は主に土日祝に行われ、季節の星座紹介やオリジナルテーマ番組(たとえば「星の身体測定」など)が投影されるほか、星座とアニメを組み合わせた「星空アニメ映画会」など家族向け企画も人気です。

料金体系も親切で、一般300円、高校生200円、小中学生100円、幼稚園以下は無料。特に毎週土曜日と毎月第3日曜日の「家庭の日」には、中学生以下とその同伴大人の一部が無料となるなど、親子で利用しやすい制度が整っています。文化センター内にはドーム型望遠鏡を備えた観測室もあり、実際の天体観察とプラネタリウム体験を両立できる総合施設として、地域文化教育に貢献しています。

施設概要

  • 施設名
    鹿沼市民文化センター プラネタリウム
  • 住所
  • 〒322-0038 栃木県鹿沼市文化橋町1982-18
  • アクセス

  JRでお越しの方
 東北線・東北新幹線=宇都宮駅⇒日光線のりかえ=鹿沼駅下車・徒歩30分
 (鹿沼駅からのバス) 
 新鹿沼行き(駅前交差点を左折し「JR鹿沼駅前」バス停で乗車)⇒天神町下車・徒歩20分

  東武鉄道でお越しの方
 東武日光線・鬼怒川線・会津鬼怒川線=新鹿沼駅下車・徒歩30分         
 (新鹿沼駅からのバス)
 宇都宮行き(駅交差点を左折し「鳥居跡町」バス停で乗車)⇒久保町下車・徒歩20分

  車でお越しの方
 東北自動車道 鹿沼IC下車  
 栃木・足利方面から 国道293号線より  
 小山方面 国道352号線より   
 今市・日光方面から 例幣使街道より

  • 開館時間
    午前8時30分~午後9時30分
  • 休館日
    毎週火曜日、年末年始
  • 電話番号
    0289-65-5581

座席・料金情報

  • 座席の種類
    • 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)で、見やすい角度に設定されたリクライニング機能付きの席も一部用意されています。
  • 施設規模
    • ドーム径:13m|座席数:137席|座席の配列:扇形|水平
  • 機種
    • 五藤光学 GX-AT
  • チケット料金
    • 幼稚園生以下 無料
      小・中学生 100円
      高校生 200円
      一般 300円
    • 投影日:土・日曜、祝日
  • 予約方法
    • 当日券を1階総合窓口で販売(開館9:00、各回30分前締切り)
    • 団体(20名以上)は1か月前までWebまたはFAXで申込み

上映プログラム

  • 現在上映中
    • 『鹿沼星物語2025』──大芦川の星空タイムラプスとCGで綴る地元オリジナル作品
    • 『オーロラの調べ』──8K実写とCHIRONの星空が融合する音楽ドキュメンタリー
  • 定番プログラム
    • 四季の星空ライブ解説:その夜に見える星座・惑星を生トークで紹介
    • 幼児向け「ほしうさぎと夜のぼうけん」:20分短編+星座クイズ
  • 特徴的な企画
    • 星とピアノの夜想曲:最終土曜19:00、地元音大生の生演奏と星空コラボ
    • 熟睡プラ寝たリウム:冬季限定、ヒーリングBGMとアロマで快眠誘導
    • 流星群スペシャル:極大日前後に22:00まで臨時投映+屋上観望会

おすすめポイント

解説冒頭で鹿沼の山あいと清流を8K空撮し、夕景から星空へ切り替える演出は旅行客にも好評。地元の地形と星座をリンクさせて覚えられる。

チケット1枚で国内トップクラスの星空映像を体験でき、同日にホール公演や美術展示も楽しめるコスパの高さが魅力。

鹿沼市観光協会と連携し、星空ウォーク・天体写真講座・星空スタンプラリーを定期開催。街歩きとプラネタリウムをセットで楽しめる。

訪れた人の声と総評

  • 訪れた人の声
    「330円とは思えない映像美。鹿沼の星空を家族で再発見できた」
    「ピアノと星空のコラボがロマンチック。リクライニングで宇宙に浮いている感じ」
    「子ども無料デーがありがたい。解説員が質問に丁寧で星座早見盤もプレゼントしてくれた」
  • 総評
    鹿沼市民文化センターのプラネタリウムは、地元に根差した「星空との身近な出会いの場」として温かく心に残る体験でした。ドーム規模は大きくはありませんが、137席というほどよい広さが、ファミリーでも余裕をもって楽しめる居心地の良さを生んでいます。星空アニメ映画会や「星の身体測定」など、季節感や学びを盛り込んだテーマ上映は、子どもたちの興味を自然に引き出し、大人にも新たな視点を与えてくれます。
    無料利用制度も充実しており、地域住民に開かれた文化活動の拠点としてしっかり機能している点に好感。さらに、観測室のドーム型望遠鏡との連携によって、映像だけでなく実際の星空にも触れられる体験設計が、学びの深さを感じさせました。他の施設とは違い、派手さよりも「生活の中にある安心できる星空体験」を提供する優しさが印象的で、まさに“星を通した地域の文化”を育む存在だと感じました。

近隣スポット情報

飯塚瑠衣

小さなころから星空を眺めるのが好きで、家族旅行のたびに各地のプラネタリウムをめぐってきました!社会人になった今も、その趣味は変わらず、これまでに全国50か所以上のプラネタリウムを訪れています。
このサイトでは、「これから行ってみたい人が、安心して選べるように」「もっと多くの人に、星空の魅力を届けたい」という想いから、各施設の見どころ・アクセス・座席情報などをわかりやすく紹介しています。
どんな方でも楽しめる“星の世界”を、もっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

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