栃木県子ども総合科学館

栃木県

栃木県子ども総合科学館(宇都宮市)は、子どもから大人まで科学への興味を引き出す拠点として、プラネタリウムや天文台を併設した体験型施設です。プラネタリウムでは地球から見た天体だけでなく、他の惑星から見た星の動きも再現できる高度な投影技術を備えており、最新の天文トピックをふんだんに取り入れた番組を多彩に上映しています。また、屋外には遊びと学びが融合した広場や展示コーナーが多数あり、科学展示やロボットなどを触って体験できる「SCIENCEエリア」も充実。

館全体を通じて、理科教育の補助だけでなく、遊びを通じた感性や好奇心の育成にも重きを置いているのが特徴です。現在、施設は全面的な改修工事中で、プラネタリウムも2025年秋に最新鋭機器でリニューアル予定。10億個以上の星を再現し、栃木県内25市町の風景も投影できる高性能な演出が期待されています。教育・科学・遊びを一体化した、未来志向の館として再出発を迎えようとしています。

施設概要

  • 施設名
    栃木県子ども総合科学館 プラネタリウム
  • 住所
    〒321-0151 宇都宮市西川田町567 
  • アクセス

  公共交通機関でお越しの方
 東武宇都宮線 西川田駅西口徒歩20分(約1.5km)
 JR宇都宮駅より関東バス「西川田駅行」乗車 → 「西川田駅入口」バス停 → 徒歩20分(約1.3km)
 JR宇都宮線雀宮駅タクシーで12分(約5.6km)

  車でお越しの方
 北関東自動車道 壬生IC宇都宮方面北進約6km

  • 開館時間
    午前9:30~午後4:30
  • 休館日
    大規模改修工事のため2024年1月1日(月)から2025年9月30日(火)まで休館
  • 電話番号
    028-659-5555

座席・料金情報

  • 座席の種類
    • 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)で、快適に観覧できるよう見やすい角度に調整されたリクライニング機能付きの席も一部備えています。
  • 施設規模
    • ドーム径:20m|座席数:300席|座席の配列:扇形|水平
  • 機種
    • 五藤光学 GL-AT-Space
  • チケット料金(1プログラム約45分)
    • 大人 220円 小人 110円
  • 予約方法
    • 1階券売機で当日購入(開館9:30、各回30分前締切)・前売オンラインチケットあり
    • 学校・団体(20名以上)は利用希望日の1か月前までにWeb申込

上映プログラム

  • 現在上映中
    • 『星降るとちぎの夜空 2025』──大谷石採石場や八幡山公園の夜景を8K実写とCGで結ぶオリジナル番組
    • 『宇宙のはじまりを探して』──最新JWST映像とCHIRON星空でたどるビッグバン物語
  • 定番プログラム
    • 四季の星空ライブ解説:その夜に見える星座・惑星をベテラン解説員が生トーク
    • 幼児向け『おほしさまにこにこタイム』:20分短編+星座クイズと手遊び歌
  • 特徴的な企画
    • スターリウム・コンサート:毎月最終土曜18:00、県内アーティストの生演奏と星空コラボ
    • 熟睡プラ寝たリウム:冬季限定、心地よいBGMとアロマで快眠誘導
    • 流星群&月食スペシャル:天文現象に合わせた臨時夜間投映+屋上天体観望会

おすすめポイント

まるで星雲の中に漂うような立体感。宇都宮市中心部から車10分で国内トップクラスの星空体験が叶う。

820円で展示室のサイエンスショー、VR宇宙旅行、巨大ロープウェイ遊具まで遊び放題。家族のお財布に優しくリピート率が高い。

鬼怒川の霧・那須岳の星空など県内絶景を空撮し、観光ドライブとリンクした星座解説が旅の記憶を深めてくれる。

訪れた人の声と総評

  • 訪れた人の声
    「展示→プラネ→天文台と一筆書きの動線で一日中飽きない」
    「熟睡プラ寝たリウムで本当に寝落ち。アロマと宇宙BGMが心地よすぎる」
  • 総評
    栃木県子ども総合科学館は、科学への“入り口”としての機能を地域に提供する存在感が際立っています。現代的な展示とプラネタリウム体験が組み合わさった構成は、ただ知識を得る受動的な場ではなく、子ども自身が「あそびながら学ぶ」ことを自然に促してくれる温度を感じました。特にプラネタリウムは、地球以外の視点から星空を見せるなど、想像力をかきたてる技術力を備えており、それがプロジェクションの可能性を広げていると実感します。
    また、屋外の遊び場や体験展示と一貫して体験がつながっている点も、他施設とは明らかに異なる魅力です。現在休館中ということで観られないのは残念ですが、10億個の星を再現し、地域の景観を映す新プラネタリウムへの期待が募ります。未来の再オープンで、科学と宇宙への関心がますます高まるような、子どもと大人が共に楽しめる理想的な場になるのではないかと想像しています。

近隣スポット情報

  • 大谷資料館
    石を切り出した巨大地下空間は“地底の神殿”と呼ばれ、幻想ライティングがSNS映え。
  • 宇都宮動物園
    キリンの餌やりやフリーフライト猛禽ショーが人気、遊園地エリアも併設。
  • 若竹の杜 若山農場
    映画ロケ地にも使われる竹林ライトアップと“竹酒”が楽しめる癒やしスポット。

飯塚瑠衣

小さなころから星空を眺めるのが好きで、家族旅行のたびに各地のプラネタリウムをめぐってきました!社会人になった今も、その趣味は変わらず、これまでに全国50か所以上のプラネタリウムを訪れています。
このサイトでは、「これから行ってみたい人が、安心して選べるように」「もっと多くの人に、星空の魅力を届けたい」という想いから、各施設の見どころ・アクセス・座席情報などをわかりやすく紹介しています。
どんな方でも楽しめる“星の世界”を、もっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

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