群馬県桐生市の新川公園そば、中央公民館と一体化した桐生市立図書館には、3階にドーム径8m/50席(車いす席3含む)の小規模プラネタリウムが併設されており、地域の親しみやすい星空の場として親しまれています。投影は原則、毎月第2・第4土・日曜日の午後2時から行われ、約40分の上映では、季節の星座紹介とギリシャ神話や天文トピックを組み合わせたテーマ番組が楽しめます。
入場料は無料で、当日午前9時から1階窓口で整理券が配布されるシステム。さらに、幼児親子向けのリラックス回や星空クイズイベント、天体観察会など特別投影も定期的に開催され、映像と体験が交わる地域の天文教育拠点となっています。
施設概要
- 施設名
桐生市立図書館 プラネタリウム
- 住所
〒346-0022 桐生市稲荷町1-4 (中央公民館 3階)
- アクセス
JR両毛線 桐生駅から徒歩6分
- 開館時間
火曜日~土曜日:午前9時~午後7時
日曜日:午前9時~午後5時
- 休館日
月曜日、国民の祝日、年末年始、資料点検日
- 電話番号
0277-47-4341
- 公式サイト
桐生市立図書館 プラネタリウム
座席・料金情報
- 座席の種類
- 映画館のように整然と配置された一般的なプラネタリウム座席が中心となっています。来館者が快適に星空を見上げられるよう、座席の角度や配置にも工夫が施されており、ドーム全体の映像を自然な姿勢で鑑賞できます。また、一部の座席にはリクライニング機能あり
- 施設規模
- ドーム径:8m|座席数:50席|座席の配列:同心円|水平
- 機種
- 五藤光学 GS-8-S
- チケット料金
- 無料
- 予約方法
- 定時投影は、原則、「毎月第2、第4の土・日曜日」の「午後2時から」の開始となります。
- 各回当日の午前9時から、図書館1階カウンターで、当日分の入場券を配布
※詳細は公式HPをご覧ください。
上映プログラム
- 現在上映中
- 『星ふる桐生 2025』──桐生新川の夜景から赤城山の星空へ飛ぶオリジナル番組
- 『太陽系グランドツアー』──探査機映像とCGでめぐる惑星の旅
- 定番プログラム
- 四季の星空ライブ解説:その夜に見える星座と惑星を生トークで紹介
- 幼児向け『ほしぞうくんとてくてく星さんぽ』:15分短編+星座クイズ
- 特徴的な企画
- 月1回の「図書館おはなしプラネ」:読み聞かせ+星空投映のコラボイベント
- 夏休み「自由研究ヘルプデー」:星座早見盤づくりと観察ノート講座を開催
おすすめポイント

上映で興味をもったら、同フロアの天文書コーナーで本を借りてすぐ深掘り学習ができる。読書感想文と自由研究の題材探しに最適。

座席数56のミニドームだから解説員との距離が近く、質問タイムも活発。コスパが良くリピーターが多い。

駅から徒歩圏、閉館17時のため塾や部活前に立ち寄れる。平日夕方には市内高校の天文部が自主観覧に訪れることも。
訪れた人の声と総評
- 訪れた人の声
「図書館のカードだけで予約でき、200円で宇宙旅行。小学生の娘が星座にハマりました」
「読み聞かせプラネが想像以上に感動。絵本の情景が星空に広がって子どもが大喜び」
「ミニドームなので解説員さんの声がよく届き、質問にも丁寧に答えてくれるアットホームさが魅力」
- 総評
桐生市立図書館のプラネタリウムは、町の片隅にある“小さな星の図書館”といった親しみやすさが印象的でした。8mドームと50席という控えめな規模ながらも、「生解説付きの季節星座」や「ギリシャ神話の星のおはなし」など、心に残る演出で星空に語りかけてくる感じが素晴らしいと思います。無料で気軽に参加できる点も、地域の人々に開かれていて安心感があります。
また、「幼児とママのプラネタリウム」では入退場自由でお喋りOKという設計があり、親子の時間を大切にする柔軟さも魅力のひとつでした。日常の中で「ちょっと特別な星空のひととき」を提供してくれる存在として、技術や規模ではなく心にじんわり響く温かさがここにはあります。他の派手な施設とは違い、“生活の一部にある星空”を感じさせる、小さな宇宙の部屋として、とても記憶に残る体験ができました。
近隣スポット情報
- 桐生新町重要伝統的建造物群保存地区
ノコギリ屋根の織物工場と白壁土蔵が並ぶシルクのまち散策コース。 - 桐生天満宮
関東三大天神の一社、学業成就の御利益で学生に人気。梅の季節は花手水がフォトジェニック。 - 群馬大学理工学部 模擬店通り(桐生キャンパス)
秋の「理工学部祭」で一般開放される実験ショーが大盛況。