川口市立科学館

埼玉県

埼玉県川口市・SKIPシティに位置する川口市立科学館(サイエンスワールド)は、直径20m規模のドームを備えたプラネタリウムを中心に据え、科学展示、天文台、実験体験、鉄道模型など多彩な展示を統合した複合施設です。プラネタリウムは自然な星空の再現だけでなく、ダイナミックなビジュアル演出にも対応し、座席配置や音響との連携により没入感のある宇宙体験を提供します。

屋上には65cm反射望遠鏡を含む複数の天文台があり、月や惑星などの天体観察も可能という、映像体験と実観察の両方を兼ね備えた構成が最大の魅力です。親子や教育団体にも人気の施設で、科学・天文学への興味を気軽に育める地域の学びの中心として機能しています。

施設概要

  • 施設名
    川口市立科学館(サイエンスワールド) プラネタリウム
  • 住所
    〒333-0844  川口市上青木3-12-18(SKIPシティ内)
  • アクセス

  車でお越しの場合
 【外環自動車道(大泉方面から)】川口西I.C.を出て岸川中学校交差点を右折し、そのまま進んで南前川交差点を左折します。国道111号線に入り、上青木交番交差点を右折。続いて最初の信号を左折すると目的地へ到着します。

 【外環自動車道(三郷方面から)】川口中央I.C.で降りたら、岸川中学校交差点を左折してください。そのまま進み南前川交差点を左折。111号線を直進し、上青木交番交差点を右折後、最初の信号を左折すれば現地に着きます。

 【首都高速川口線(東京方面から)】新郷出口で降りてすぐの交差点を左折し、県道58号線を走行します。鳩ヶ谷駅入口交差点を左折し、SKIPシティの橋を渡った後、3つ目の信号を左折するとアクセスできます。

  タクシーでお越しの場合
 JR京浜東北線川口駅東口から約10分
 JR京浜東北線西川口駅東口から約7分
 埼玉高速鉄道(SR)埼玉スタジアム線鳩ヶ谷駅から約5分

  電車とバスでお越しの方
 【JR京浜東北線 川口駅から】東口の7・8・9番のりばより以下のバスが利用できます。

  • [川18] 川口市立高校経由 鳩ヶ谷公団住宅行き
  • [川19] 川口市立高校・グリーンセンター経由 戸塚安行駅行き
  • [川20] 川口市立高校・グリーンセンター経由 東川口駅行き
  • [川23] 川口市立高校・医療センター経由 新井宿駅行き

 いずれも「川口市立高校」停留所で下車し、徒歩約5分。乗車時間はおよそ13分です。また、西口からは「みんななかまバス(青木線)」も利用可能で、平日・土曜のみ運行。約20分で「SKIPシティ」停留所に到着します。

 【JR京浜東北線 西川口駅から】
 東口5番のりばより「[西川08] 上青木循環」に乗車。「川口市立高校」停留所で下車後、徒歩約5分です。

 【埼玉高速鉄道 鳩ヶ谷駅から】
 西口3番のりばから「[川18] 川口市立高校経由 川口駅東口行き」に乗車。約11分で「上青木小学校」停留所に到着し、そこから徒歩約5分です。

 【埼玉高速鉄道 戸塚安行駅から】
 1番のりばより「[川19] 川口駅東口行き」に乗車。所要時間はおよそ21分で、「上青木小学校」停留所下車、徒歩約5分です。

 【JR武蔵野線 東川口駅から】
 南口1番のりばより「[川20] 川口駅東口行き」を利用。約26分で「上青木小学校」停留所に到着し、徒歩約5分で現地に向かえます。

  • 開館時間
    午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
  • 休館日
    月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日から1月3日)、館内整理日、特別整理期間(年4回)
  • 電話番号
    048-262-8431

座席・料金情報

  • 座席の種類
    • スタンダードな映画館形式の座席が160席用意されており、ドーム型スクリーン全体を見渡せるように設計されています。ドームの造りや傾斜によって、どの位置からでも快適に鑑賞できる構成です。
  • 施設規模
    • ドーム径:20m|座席数:160席|座席の配列:扇形|水平
  • 機種
    • コニカミノルタ GEMINISTARⅢ (INFINIUMβⅡ+SUPER MEDIAGLOBE-Ⅱ)
  • チケット料金
    • 入場料
      • 高校生以上 210円
      • 小・中学生 100円
        ※未就学児は無料
    • プラネタリウム観覧料
      • 高校生以上 410円
      • 中学生以下 210円
        ※未就学児で席を使わない場合(保護者の膝の上で観覧)は無料
  • 予約方法
    • 当日券販売
    • 20名様以上でご利用の団体の場合、科学展示入場料及びプラネタリウム観覧料が定額から約2割減額になります。詳しくは公式HPをご覧ください。

上映プログラム

  • 現在上映中
    • 『星めぐる川口 2025』—荒川河川敷・鋳物工場の夜景を8K空撮し天の川へフェードインするオリジナル作品
    • 『ブラックホール・ダイバーズ』—CHIRON星空とCGで体感する重力の極限世界
  • 定番プログラム
    • 四季の星空ライブ:その夜に見える星座・惑星をプロ解説員が生トーク
    • 幼児向け『ほしぞうくん☆キラキラおさんぽ』:15 分短編+星座クイズ
  • 特徴的な企画
    • スターリウム・ジャズナイト:最終土曜19:00、サックス生演奏×星空コラボ
    • 熟睡プラ寝たリウム:冬季限定、川のせせらぎBGMとアロマで快眠誘導
    • 流星群スペシャル:ペルセウス・ふたご座極大に夜間臨時投映+屋上観望会

おすすめポイント

川口駅からバス一本、ワンコインで1億個の星が頭上に広がる“手軽で本格”な宇宙旅。

溶鉱炉の赤と夜空の青が交わる導入映像が唯一無二。鑑賞後に同じ河川敷で星座を探したくなる臨場感が高評価。

プラネタリウムで宇宙を学び、展示で科学原理を体験、実験ショーで驚きの実演まで味わえる家族向けフルコース。

訪れた人の声と総評

  • 訪れた人の声
    「410円で8K星空は破格。鋳物工場の火花と星の対比が美しい」
    「子ども210円で星座クイズに大ハッスル、展示も触れる系で飽きない」
    「熟睡プラ寝たリウムが癒やし。週末リセットに通っています」
  • 総評
    川口市立科学館のプラネタリウムを訪れたとき、まず感じたのは“空間としての完成度の高さ”でした。20mドームに広がる星映像は丁寧に調整されており、光学的なリアリティとデジタル映像の鮮やかさがバランスよく融合。そこへ実際の星を観察できる天文台体験が組み合わさる構成は、映像と現実の星空が自然につながっている感覚を与えてくれます。
    さらに、科学展示や実験体験、鉄道模型など遊び心あふれる体験が充実し、プラネタリウムが「宇宙」を教室としてだけでなく、学びを遊びに変えるトリガーのように機能していました。他の施設とは違い、大規模な設備に頼らず、企画・構成・連携力で魅せる、その控えめながら豊かな完成度に感動。まるで“地域の星空アトリエ”とでも呼びたくなる、心に留まる星の体験を得られる場所でした。

近隣スポット情報

飯塚瑠衣

小さなころから星空を眺めるのが好きで、家族旅行のたびに各地のプラネタリウムをめぐってきました!社会人になった今も、その趣味は変わらず、これまでに全国50か所以上のプラネタリウムを訪れています。
このサイトでは、「これから行ってみたい人が、安心して選べるように」「もっと多くの人に、星空の魅力を届けたい」という想いから、各施設の見どころ・アクセス・座席情報などをわかりやすく紹介しています。
どんな方でも楽しめる“星の世界”を、もっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

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