日本科学未来館

東京都

東京・お台場にある日本科学未来館のドームシアター(ドームシアター「ガイア」)は、高精細・高輝度の映像技術と立体視(3D)映像を組み合わせ、「全天周・超高精細立体視映像システム」を備えています。高輝度RGBレーザー4Kプロジェクター2台によって大画面スクリーンに映し出される映像は、空気感まで伝わるような明るさと鮮やかさが強みです。プラネタリウム投影機としては“MEGASTAR-II cosmos”が使用され、約1,000万個の星を投影。

リアルで繊細な星空の再現が可能です。上映プログラムはドームシアターの映像作品とプラネタリウム作品の両方があり、一般向けにアニメーション、ドキュメンタリー、宇宙・環境テーマなど幅広く取り揃えられており、子どもから大人まで楽しめる構成になっています。また、視覚・聴覚などバリアフリー対応も進められており、英語の音声ガイドや字幕・音声描写などの支援が準備されている点も特徴の一つです。

施設概要

  • 施設名
    日本科学未来館(Miraikan) ドームシアターガイア
  • 住所
    〒135-0064 江東区青海2-41 
  • アクセス

  電車でお越しの方
 新交通ゆりかもめ
「東京国際クルーズターミナル駅」下車、徒歩約5分
「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
 東京臨海高速鉄道りんかい線 
「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分

  バスでお越しの方
 都営バス「日本科学未来館前か日本科学未来館」で下車
 海01「門前仲町駅~日本科学未来館前」 
 直行03(土日祝のみ運行)「錦糸町駅→日本科学未来館(片道のみ)」
 急行05(土日祝のみ運行)「錦糸町駅~日本科学未来館」
 急行06(土日祝のみ運行)「森下駅~日本科学未来館」 

  車でお越しの方
 首都高速から
 都心方面からは、首都高速11号台場線「台場出口」で降りて約5分
 羽田・横浜方面からは、首都高速湾岸線「臨海副都心出口」で降りて約4分
 千葉方面からは、首都高速湾岸線「有明出口」で降りて約7分
 一般道から
 都心方面からは、レインボーブリッジ下層の一般道を渡って、レインボーブリッジ入口交差点より約4分

  • 開館時間
    午前10時〜午後5時
  • 休館日
    火曜日、年末年始 ※祝日、春・夏・冬休み期間等は火曜日も開館する場合あり
  • 電話番号
    03-3570-9191

座席・料金情報

  • 座席の種類
    • 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)
    • 見やすい角度に設定されたリクライニング機能付きの席も一部あり
  • 施設規模
    • ドーム径:15.2m|座席数:112席|座席の配列:一方向傾斜|傾斜角:23.5度
  • 機種
    • 大平技研 MEGASTAR-Ⅱ cosmos / 五藤光学 バーチャリウム Ⅱ(立体視システム)
  • チケット料金
    • 常設展チケット 大人 630円 18歳以下 210円 未就学児無料
    • セット券 常設展(5階,3階)+ドームシアター(6階)
      • 大人 940円、18歳以下 310円、未就学児 100円
  • 予約方法
    • 事前にオンラインでチケットをご購入か、来館当日に屋外チケットブースにて当日券をご購入ください。

上映プログラム

  • 現在上映中
    • 9次元からきた男
      高次元宇宙論をテーマにしたストーリー。宇宙の謎に迫る壮大な視点で描かれています。
    • バースデイ 〜宇宙とわたしをつなぐもの〜
      自分が生まれた日の宇宙の姿を映し出す、個人と宇宙を結びつける詩的なプログラム。
  • 定番プログラム
    • オリジナル科学映像作品
      未来館の研究者や科学者と連携した高精度の科学解説プログラム。
    • 全天周映像作品
      宇宙空間を旅するような迫力ある360度映像体験が可能なスタンダード作品。
  • 特徴的な企画
    • 学芸員による生解説プログラム
      専門知識をもつスタッフがリアルタイムで星空を解説。質疑応答もある双方向型上映。
    • 科学とアートを融合した特別展示上映
      アーティストとのコラボレーションにより、感性と知性を刺激する作品が展開。
    • 子ども向け科学教育プログラム
      小中学生にもわかりやすく構成された、宇宙や地球のしくみを学べるコンテンツ。

おすすめポイント

世界中で高い評価を得ている「MEGASTAR-II」を導入し、肉眼では見えないような微細な星まで映し出す圧倒的なリアルさを誇ります。まるで本物の夜空に包まれているような体験が可能です。

単なる星空観賞にとどまらず、科学的知識を深められる設計が施されています。研究者とのコラボ上映や、理論物理・天文学の最前線を扱う映像は、知的好奇心を刺激します。

幼児でも楽しめるわかりやすい作品から、大学生・研究者レベルの高度な内容まで、観覧者の知識レベルに応じた多彩なラインナップがそろっています。ファミリー、カップル、教育関係者など、幅広い層に支持されています。

訪れた人の声と総評

  • 訪れた人の声
    「プラネタリウムとは思えないほどリアルな星空に驚いた」
    「宇宙の成り立ちや自分の誕生が科学的に描かれていて、感動で涙が出た」
    「子どもも集中して観られて、帰宅後に宇宙の本を読んでいた」
  • 総評
    日本科学未来館のドームシアターは、「宇宙の壮麗さと未来への問いを同時に感じさせる場所」という印象が強く残りました。MEGASTAR-II cosmosによる星空の精緻さは言葉を失うほどで、1,000万個の星がただ光るだけでなく、そのひと粒ひと粒に届くような輝きがあります。立体視映像と全天周スクリーンの組み合わせも、映像作品のシーンが自分を包み込むかのような没入感を生み、まるで宇宙を旅しているような体験ができました。映像のクオリティだけでなく、プログラムの多様性も素晴らしく、宇宙の起源や未来、環境テーマなどを扱ったドキュメンタリー作品やアニメーションが交互に上映され、感性と教養の両方を刺激されます。
    バリアフリー配慮がされていることも安心感があり、子ども連れでもゆったりと星空に浸れることができるのが嬉しいです。映像作品としての魅力と、知性・好奇心を揺さぶる内容がしっかり融合していて、“未来を考える心”を育てる場所として私にとって特別だと思いました。他のプラネタリウムでは得難い、映像の迫力と内容の重みがここにはあります。

近隣スポット情報

飯塚瑠衣

小さなころから星空を眺めるのが好きで、家族旅行のたびに各地のプラネタリウムをめぐってきました!社会人になった今も、その趣味は変わらず、これまでに全国50か所以上のプラネタリウムを訪れています。
このサイトでは、「これから行ってみたい人が、安心して選べるように」「もっと多くの人に、星空の魅力を届けたい」という想いから、各施設の見どころ・アクセス・座席情報などをわかりやすく紹介しています。
どんな方でも楽しめる“星の世界”を、もっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

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