市川市少年自然の家には、4階に217席を備えた本格的なプラネタリウム室があります。光学式+オートによる投影プログラムは、「当日の明け方の空」「太陽や惑星の動き」などを生解説で伝えた後、季節の星空を映し出す構成が魅力です。また、宮沢賢治原作『銀河鉄道の夜』の幻想的なストーリーも上映されるなど、物語性のある内容が含まれています。一般公開は土・日・祝日(7・8月の土曜日を除く)午後1時30分から行われ、参加には市内160円、市外320〜330円の見学料が必要です。
さらに、プラネタリウムコンサートや宿泊しての投影利用(宿泊者は無料)など、星空をテーマにした多彩な体験プログラムが開催されており、自然体験と星空の学びが融合した教育的な空間として機能しています。
施設概要
- 施設名
市川市少年自然の家 プラネタリウム
- 住所
〒272-0801 市川市大町280-4
- アクセス
電車・バスでお越しの方
松飛台駅(北総線)から徒歩約20分
本八幡駅(JR総武線)から京成バス「大町駅行」乗車「大町公民館」下車徒歩約7分
市川大野駅(JR武蔵野線)から徒歩約40分程度
京成バス「大町駅行」乗車「大町公民館」下車徒歩約7分
車でお越しの方
原木インター(京葉道路)から約9km
松戸市「陣ケ前」交差点(国道6号)から約7km
- 窓口受付時間
午前8時45分〜午後5時15分
- 休館日
記載がないため事前の確認をお願いします。
- 電話番号
047-337-0533
- 公式サイト
市川市少年自然の家
座席・料金情報
- シートの種類
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)
座席は扇形配置で217席あり、ドーム全体を見やすいようになっています。
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)
- 施設規模
- ドーム径:14m|座席数:217席|座席の配列:扇形|水平
- 機種
- 五藤光学 GMⅡ-AT
- チケット料金
- 市内居住者 160円 市外居住者 330円
※宿泊者は無料
※4歳未満は無料
- 市内居住者 160円 市外居住者 330円
- 予約方法
- 団体割引あり(25名人以上)
市内居住者 130円 市外居住者 260円(各1人につき) - 受付は、13時から自然の家1階入口(エントランスホール)
- 団体割引あり(25名人以上)
上映プログラム
- 現在上映中
- 『鴨川・江見の漁り火と夏の天の川』— 太平洋に浮かぶ漁船の灯りを空撮し、夏星座へフェードインする 20 分オリジナル
- 定番プログラム
- 四季の星空ライブ解説:その夜に見える星座と惑星を生トークでガイド
- 幼児向け『ほしぞうくん☆森のぼうけん』:15 分短編+星座クイズ
- 特徴的な企画
- 星座早見盤づくり&ナイトハイク(宿泊者限定)
- ペルセウス流星群キャンプ:23 時まで臨時投映+芝生広場で寝転び観望会
おすすめポイント

周囲が県民の森に囲まれ、消灯後は肉眼で天の川が見えるレベル。ドーム学習とリアル星空を同じ夜に味わえる。

市川市民でなくても同料金。海水浴やキャンプのついでに気軽に宇宙を体験できる。

海・森・星を組み合わせた自由研究サポートが充実。星座観察ノートや貝殻星砂アートなど“持ち帰れる学び”が人気。
訪れた人の声と総評
- 訪れた人の声
「プラネタリウムのあと本物の天の川を見て感動。子どもの自由研究も一気に完成」
「160円でレーザー補助の星空はお得。実際の夜空とのギャップが少なくて分かりやすい」
「星座早見盤づくりとナイトハイクの流れが最高。リピート確定」
- 総評
市川市少年自然の家のプラネタリウムは、“自然と学び、物語がひとつになる星空の拠点”という印象が深く残りました。217席の広いドームは大規模ですが、プログラムには「明け方の空」や「銀河鉄道の夜」のような物語性がしっかり組み込まれていて、星をただ眺める以上の体験ができる気がします。生解説があることで、画面の向こう側にある宇宙が一気に身近に感じられるのが素晴らしいです。
宿泊者向けの無料投影や、音楽コンサートと組み合わせた企画もあり、“星空を中心にした一泊の学びの旅”が実現できるのも魅力的。自然体験や野外活動と合わせて利用できる設計がされており、星空がアウトドア学習の一部として溶け込んでいるのが本当に贅沢だと思います。市街地の施設とは異なる“手触りのある星との出会い”を提供してくれる場所として、静かに心に残る貴重な存在です。
近隣スポット情報
- 鴨川シーワールド
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