千葉県柏市の青少年自然の家には、ドーム径14 m、扇形200席という本格的なプラネタリウムが設置されており、千葉県内でも最大規模の一つです。投影機はミノルタのMS‑15(N)ATによる光学式で、自然の家ならではの落ち着いた星空体験を届けます。
一般公開は毎月第1日曜日に開催される「みんなおいでよ!プラネタリウム」として定着しており、参加無料で予約不要という気軽さが魅力です。また、自然体験や宿泊研修と併せて利用されることが多く、屋外活動との組み合わせにより「学び」と「感動」が連動する教育空間として注目されています。
施設概要
- 施設名
千葉県立手賀の丘少年自然の家 プラネタリウム
- 住所
〒270-1456 柏市泉1240-1
- アクセス
柏駅下車(JR常磐線・地下鉄千代田線・東武野田線)
東武バス 柏駅東口1番のりば発手賀公園行き・布瀬行き 約30分。
布瀬行き「手賀の丘公園入口」下車 徒歩10分
手賀の丘公園行き……終点下車徒歩5分
- 受付時間
午前9時~午後5時
- 休館日
毎週月曜日、祝日の場合その翌日、年末年始
夏期利用期間は8月第1月曜日のみ。他の月曜日は開いてます
- 電話番号
04-7191-1923
座席・料金情報
- シートの種類
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)
- 見やすい角度に設定されたリクライニング機能付きの席も一部あり
- 施設規模
- ドーム径:14m|座席数:200席|座席の配列:扇形|水平
- 機種
- ミノルタ MS-15(N)AT
- チケット料金
- 無料
- イベントによって料金発生するものあり
※詳細は公式HPをご覧ください
- 予約方法
- 開始時間や投影時間は公式HPにてお知らせ
上映プログラム
- 現在上映中
- 『手賀沼 水鏡に映る天の川』— 湖沼のリフレクションと夏の星座を8K空撮で再現
- 『ポラリスと森の冒険』— 恐竜と宇宙を旅する全天周アニメ(キッズ向け)
- 定番プログラム
- 四季の星空ライブ解説(当夜見える星座・惑星を生トーク)
- 星空ヒーリング(波音BGM+光学星で15分のリラックスタイム)
- 特徴的な企画
- 星空&早朝サンライズ:深夜0時投映→展望台で御来光観察(夏期限定)
- 流星群キャンプ:ペルセウス・ふたご座極大に臨時投映+芝生で寝転び観望
おすすめポイント

プラネタリウム後すぐに屋外へ出れば、市街光の少ない丘陵で本物の天の川を確認。座学と実体験が一晩で完結する。

学校やサークル合宿はスケジュールに合わせて貸切上映が可能。ドームに寝袋を敷いて“星空お泊まり会”も出来る。

手賀沼の水面に映る星空を高解像度で再現し、鑑賞後に実物を見に行くワクワク感を演出。
訪れた人の声と総評
- 訪れた人の声
「投映後に丘から見た本物の天の川が圧巻。子どもが50個以上流星を数えた」
「早朝プログラムで御来光と金星が同時に見え、自由研究が一気に終わった」
- 総評
手賀の丘自然の家のプラネタリウムは、「自然と宇宙が寄り添う贅沢な小旅行」のような体験を提供してくれる場所だと思います。14 mドームに広がる光学式星空は、最新映像とは異なる深い静寂と優しい響きを持ち、まるで森の中で夜空を見上げているような感覚を得られます。毎月日曜の無料投影は「星を身近にする日常の贅沢」であり、気軽に立ち寄れる敷居の低さが素晴らしい。
その上、キャンプや自然観察と連動して星空を学びの延長で体験できる設計には、「星も自然の一部だ」という体験全体の統一感があり、心がほどけるような気持ちになります。他では味わえない、「大空の旅と心の豊かさを同時に育む」場として、静かに深く記憶に残る体験をくれる、そんな魅力的な施設です。
近隣スポット情報
- 手賀沼親水広場・水の館
水辺と星空のプラネタリウムや展望塔を備えた湖畔レジャー拠点。 - 道の駅しょうなん
朝採れ野菜と湖畔カフェが人気、名物「手賀沼コロッケ」は必食。 - 柏の葉 T-SITE
蔦屋書店とレイクビューカフェ、星空関連書籍が充実したライブラリも。