千葉市科学館(通称Qiball)は、地上交通に恵まれた都心型の参加体験型科学館で、7階にあるプラネタリウムが注目の施設です。2025年1月にリニューアルされ、最新鋭の「ケイロンIII(光学式)」と「バーチャリウムⅡ(全天周デジタル式)」によるハイブリッド方式が実現されました。ドーム直径23m、200席(車椅子4席含む)を備え、リクライニング付きのワイドな座席や聴覚補助システムなどバリアフリー設計も万全です。リアルな星空は約1億個の微恒星で表現され、天の川や星雲、変光星まで忠実に再現。
デジタル映像では過去や未来の星空、宇宙空間にダイナミックに飛び出す臨場感ある演出も楽しめます。子ども向けから大人向け、癒し系、音楽コラボなど幅広いニーズに応じた番組構成で、年齢や目的を問わず感動的な宇宙体験を提供しています。展示フロアとの連携も厚く、星空を起点とした「学び」や「癒し」を重視した総合施設です。
施設概要
- 施設名
千葉市科学館(きぼーるプラネタリウム)
- 住所
〒260-0013 千葉市中央区中央4丁目5番1号
- アクセス
電車でお越しの方
JR総武線千葉駅東口より徒歩15分
京成千葉中央駅より徒歩6分
千葉都市モノレール葭川公園駅より徒歩5分
バスでお越しの方
のりば1「大宮団地」行
のりば7「大学病院・南矢作」行
のりば10「中野操車場・いずみ台ローズタウン・成東駅」行
→「中央三丁目」下車(当バス停前)
※団体バス以外専用駐車場がありません。
お車でお越しの場合は、同じビル内(きぼーる)に有料駐車場がありますのでご利用ください。
- 開館時間
午前9時〜午後7時
- 休館日
毎月数日の休館日あり(曜日、日数は変動)詳しくは公式HPをご覧ください。
- 電話番号
043-308-0511
- 公式サイト
千葉市科学館(きぼーるプラネタリウム)
座席・料金情報
- シートの種類
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)
- 見やすい角度に設定されたリクライニング機能付きの席も一部あり
- 施設規模
- ドーム径:23m|座席数:200席|座席の配列:扇形|水平
- 機種
- 五藤光学 CHIRONⅢ HYBRID(CHIRONⅢ+バーチャリウムⅡ)
- チケット料金
- 常設展示
- 大人 600円 高校生 300円 小中学生 100円
- プラネタリウム
- 大人 600円 高校生 300円 小中学生 100円
- セット券
- 大人 1000円 高校生 490円 小中学生 160円
- 常設展示
- 予約方法
- チケットは入館当日の午前9時から券売機で販売
- 30名様以上のお客様は団体割引
- その他割引があります。詳しくは公式HPをご覧ください。
上映プログラム
- 現在上映中
- 『星めぐる千葉ポートライン2025』:千葉ポートタワーと幕張ベイエリアの夜景を8K空撮し、夏の天の川にリンクするオリジナル番組。
- 『ブラックホール・グラビティ』:CHIRON星空と超高精細CGで重力波の世界を体感。
- 定番プログラム
- 四季の星空ライブ解説:当夜見える星座・惑星をプロ解説員が生トーク。
- 幼児向け『ほしぞうくん☆キラキラおさんぽ』:15分+星座クイズで初プラネ体験も安心。
- 特徴的な企画
- スターリウム・ジャズナイト:最終土曜19:00、サックス生演奏×星空コラボ。
- 熟睡プラ寝たリウム:冬季限定、波音BGMとヒーリングアロマで快眠誘導。
- 流星群スペシャル:ペルセウス・ふたご座極大に夜間臨時投映+屋上観望会。
おすすめポイント

JR千葉駅徒歩圏内、アクセス抜群の都市型ドームで1億個の星を体験。ショッピングや仕事帰りの「ワンコイン宇宙旅」が人気。

ポートタワーや海ほたる、幕張メッセのライトを導入映像に採用し、鑑賞後に同じ夜景と星空を重ねて楽しめる。

7階から10階の展示ゾーンで科学原理を体験→プラネタリウムで宇宙を俯瞰→実験ラボで再確認、という“学びの三段跳び”を一日で完結。
訪れた人の声と総評
- 訪れた人の声
「600円で8K星空は破格。千葉港の夜景がドームに出た瞬間に鳥肌」
「子ども100円で星座クイズに夢中、展示のエアロプレイグラウンドでも大はしゃぎ」
「熟睡プラ寝たリウムは本当に寝落ち。デジタルヒーリング効果が高い」
- 総評
千葉市科学館のプラネタリウムは、まさに“技術と感動が共鳴する都市の宇宙空間”として深い印象を残します。23メートル級のドームに広がる映像は、ケイロンIIIによる精緻な光学星空と、バーチャリウムⅡによる鮮やかな映像表現が溶け合い、視覚だけでなく感性まで刺激する没入体験をもたらします。そのためか「本物の星空を見ているよう」と言われる質感が際立っています。
番組ラインナップの多彩さも魅力で、親子で楽しめるアニメ番組から、癒しを求める大人向けの音楽と星空のコラボまで、誰もが自分に合う体験を選べるのがうれしいところ。快適なリクライニングシートとバリアフリー対応も、訪れる人への配慮が行き届いていると感じました。展示フロアからの流れで星空を見る導線は、学びと感動を自然につなげ、“宇宙への興味が日常の中に心地よく溶け込む瞬間”を創り出しています。他にはない技術と人をつなぐデザインが、ここを「思い出に残る星空の記憶」としてくれる、とても素敵な施設だと感じました。
近隣スポット情報
- 千葉ポートタワー
高さ125 mの展望フロアから東京湾と星空を一望、夜はライトアップが美しい。 - 千葉市美術館
江戸琳派から現代アートまで所蔵、千葉名物“落花生ソフト”も人気。 - 千葉公園(モノレール葭川公園駅前)
池に映る夕景と6月の大賀ハスが名物、夜はホタル鑑賞会も開催。