日立シビックセンター科学館

茨城県

茨城県日立市にある日立シビックセンター内の科学館「サクリエ」は、光学式とデジタル式のハイブリッド投影で構成された本格的なプラネタリウム「天球劇場」を擁しています。光学式の「MEGASTAR‑IIA(ES)」が約1,500万個の星を再現し、天の川の豊かな表現でリアリティとロマンを提供します。

一方、「Uniview」デジタル式システムは4Kの全天周CG映像で、宇宙空間の移動や惑星や国際宇宙ステーションの高解像度モデルを描写できます。226席(車椅子対応含む)を備え、声優・坂本真綾氏や安元洋貴氏によるナレーション付きの季節オート解説、ライブ星空解説、音楽との融合コンサート、アロマヒーリングといった多彩なプログラムで、幅広い層を魅了しています。高品質な映像と音響システム、多目的な貸出運用も可能で、日立の科学文化の中心として存在感を放つ施設です。

施設概要

  • 施設名
    日立シビックセンター科学館 プラネタリウム「天空劇場」
  • 住所
    〒317-0073 日立市幸町1-21-1
  • アクセス

  JRでお越しの方
 JR常磐線日立駅中央口から徒歩3分

  車でお越しの方
 常磐自動車道/日立中央インターから8分
 ※地下駐車場/時間貸 204台

  • 開館時間
    午前9時から午後5時まで(最終入館 16時30分)
  • 休館日
    毎月最終月曜日、その他臨時休館(休演)日あり
  • 電話番号
    0294-24-7731

座席・料金情報

  • 座席の種類
    • 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)で、一部の席には快適な視聴を可能にする見やすい角度のリクライニング機能が備えられています。
  • 施設規模
    • ドーム径:22m|座席数:226席|座席の配列:一方向傾斜
  • 機種
    • プレアデスシステム(大平技研 MEGASTAR-ⅡA(ES)+オリハルコン UNIVIEW)
  • チケット料金(1プログラム約45分)
    • 大人 500円
    • 小学生・中学生・高校生・高齢者(65歳以上) 200円
    • 科学館とのセット料金
    • 大人 750円
    • 小学生・中学生・高校生・高齢者(65歳以上) 300円
  • 予約方法
    • 5階チケットカウンターで当日券購入/前売オンラインチケットあり
    • 団体(20名以上)は1か月前までWebフォームで日時・学習内容を申請

上映プログラム

  • 現在上映中
    • 『日立ブルーと春の星座』―太平洋へ沈む夕陽タイムラプスから星空へつながるオリジナル8K作品
    • 『重力波の彼方へ』―ブラックホール合体を体感する最新CG × CHIRON星空の科学ドキュメンタリー
  • 定番プログラム
    • 四季の星空ライブ解説:その夜に見える星座と惑星をベテラン解説員が生トーク
    • 幼児向け『ほしのしずくと夜のおさんぽ』:20分短編+星座クイズで初プラネタリウムに最適
  • 特徴的な企画
    • スターリーナイトコンサート:最終土曜19:00、プロミュージシャンの生演奏と星空コラボ
    • 熟睡プラ寝たリウム:冬季限定、波音BGMとアロマで快眠誘導—いびき歓迎イベント
    • 流星群スペシャル:極大日前後に23:00まで臨時投映+屋上望遠鏡観望会

おすすめポイント

ドーム外周は全面強化ガラス。投映前後に太平洋パノラマを一望でき、室内では1億個超の星が頭上を覆う“二重の絶景”が味わえる。

光学機の緻密な星粒に8Kレーザープロジェクタが星雲・銀河を重ね、天の川の色彩や流星の軌跡を生々しく再現。国内最大級の臨場感を誇る。

サイエンスショーや体験展示で仕組みを学び、プラネタリウムで宇宙を俯瞰、夜はホールでコンサート。家族のおでかけから夜景デートまで幅広く使える。

訪れた人の声と総評

  • 訪れた人の声
    「駅チカなのに海と星の両方を感じられる唯一無二のロケーション」
    「530円で8K星空はコスパ良すぎ。ブラックホール番組の迫力に鳥肌」
    「熟睡プラ寝たリウムで爆睡。仕事終わりに通う“星空サウナ”みたいな癒やし」
  • 総評
    サクリエの天球劇場を訪れた印象は、ただの上映施設を超えた“宇宙体験の交差点”でした。MEGASTAR‑IIAの光学式による星の繊細な煌めきと、UniviewのCG映像の迫力ある描写がシームレスに織り交ぜられ、頭上に広がる宇宙の奥深さに思わず息を呑みます。人気声優による星空解説の音声プログラムは、耳にも心地よく心に染みる語り口で、初心者からファンまで心をつかむ表現力が秀逸です。「アロマヒーリングプラネタリウム」のように香りと映像が融合する企画も、空間全体を使った感覚的な体験として印象深かったです。
    さらに、科学館全体の体験展示—実験ショーや科学ジャングルジム「ためしてハニカム」など—と星空体験が連動している構成に、「科学を五感で楽しむ場」という一貫性を感じました。他のプラネタリウム施設と比較して、規模だけでなく、技術・企画・体験性のいずれも高い完成度で揃っており、訪れるたびに新しい発見と感動をもたらす、記憶に残る“宇宙の遊び場”です。

近隣スポット情報

飯塚瑠衣

小さなころから星空を眺めるのが好きで、家族旅行のたびに各地のプラネタリウムをめぐってきました!社会人になった今も、その趣味は変わらず、これまでに全国50か所以上のプラネタリウムを訪れています。
このサイトでは、「これから行ってみたい人が、安心して選べるように」「もっと多くの人に、星空の魅力を届けたい」という想いから、各施設の見どころ・アクセス・座席情報などをわかりやすく紹介しています。
どんな方でも楽しめる“星の世界”を、もっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

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