埼玉県入間市向陽台にある児童センター「アイクス」には、約10mドーム・120席規模の全天周デジタルプラネタリウムがあり、地域で気軽に宇宙を楽しめる場として親しまれています。投影は平日15時、土日祝は11時と15時(一部長期休業期間中は変動あり)に実施され、大人100円、小学生以上50円、幼児は無料という料金体系で、ファミリーフレンドリーな運営が特徴です。季節の星座紹介や親しみやすい物語仕立ての映像といった多彩な番組構成が魅力で、特に子ども向けに「はじめてのプラネタリウム」では途中の出入りや泣き声もOKという柔軟さもあり、初めての体験にも安心です。
また、天体観測室も併設しており、映像体験と実際の星空を見る体験が自然に連携するのも大きな魅力です。その他、児童館内には幼児向けの遊び部屋やおもちゃ図書館、遊戯室なども完備され、プラネタリウムとの相乗効果により「遊び」と「学び」が一体となった体験環境になっています
施設概要
- 施設名
入間市児童センター プラネタリウム
- 住所
〒358-0001 入間市向陽台1-1-6
- アクセス
電車をお越しの方
西武池袋線入間市駅(南口)下車 徒歩約15分
バスでお越しの方
南コース 産業文化センター下車
- 開館時間
午前9時~午後6時
- 休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 電話番号
04-2963-9611
- 公式サイト
入間市児童センター プラネタリウム
座席・料金情報
- 座席の種類
- 映画館のように整然と並んだ一般的な座席スタイルを採用しています。観覧者が天井いっぱいに広がる星空を快適に楽しめるよう、ドームの中心に向かって配置されており、どの席からでも視界を妨げにくい設計です。また、一部の座席にはリクライニング機能あり
- 施設規模
- ドーム径:13m|座席数:120席|座席の配列:扇形|水平
- 機種
- 五藤光学 GX-AT
- チケット料金
- 大人 100円
- 小学生以上 50円
- 幼児は無料
- 予約方法
- 当日、児童センターでチケットをご購入ください。
- 団体でご覧いただく際は、事前のお申込みが必要です。詳しくは公式HPをご覧ください。
上映プログラム
- 現在上映中
- 『星降る狭山茶の里』──茶畑と加治丘陵の夜景をドローン撮影し、春星座へワープするオリジナル作品
- 『ジュラシック★プラネット』──恐竜と宇宙探検を組み合わせた全天周アニメ(子ども向け)
- 定番プログラム
- 四季の星空ライブ解説:その夜に見える星座・惑星を生トークでガイド
- 幼児向け『ほしぞうくん☆キラキラおさんぽ』:15分短編+星座クイズ
- 特徴的な企画
- 絵本×星空「おはなしプラネ」:読み聞かせ+星空投映(毎月第1土曜)
- 流星群スペシャル:ペルセウス・ふたご座極大に夜間臨時投映+芝生広場で観望会
おすすめポイント

光学星の鮮明さにHDレーザーCGを重ね、天の川や惑星の微妙な色彩までリアル。ワンコイン未満で本格星空を体験できる。

茶畑の夕景から星空へ切り替わる導入映像で、観覧後に実際の丘陵へ星座を探しに行きたくなる“体感型プログラム”。

室内アスレチックや工作室、絵本コーナーと同じ建物。雨の日でも「遊ぶ→星空→学ぶ」がワンストップで完結する。
訪れた人の声と総評
- 訪れた人の声
「100円で宇宙旅行! 子どもが星座クイズで大興奮、次の週も行きたいと言うほど」
「狭山茶畑の夜景がドームに映り地元愛が深まった。帰りに星を探したら同じ星座が見えた」
「おはなしプラネで絵本と星がリンク。幼児でも最後まで楽しめた」
- 総評
入間市児童センターのプラネタリウムは、都市近郊で簡単に宇宙に触れられる“子どもと一緒に通いたい場所”だと感じました。ドームサイズは大きくはないものの、映像の質とストーリーテリングによって、“日常のすぐそばにある星空”がぐっと親しみ深く感じられます。特に「はじめてのプラネタリウム」は、子どもの気持ちに寄り添った仕掛けで、誰でも安心して星に触れられる環境があります。料金も幼児無料、小・中学生も低価格と利用しやすく、親子にとっての“ちょっと特別な週末の習慣”としてちょうど良いですね。
また、プラネタリウム後に遊び部屋やおもちゃ図書館へ移れる構成は、星の記憶をそのまま“遊びと学びの延長”にできる設計で秀逸です。他の規模の大きな施設にはない、地域に根ざした“日常の宇宙体験”として、心に残る穏やかな場所だと思います。
近隣スポット情報
- 彩の森入間公園
大池周囲2 kmの遊歩道と芝生広場、春は桜・秋はコスモスが絶景。 - 入間市博物館 ALIT
茶道具と近代航空資料を展示、ほうじ茶体験が人気。 - 三井アウトレットパーク入間
国内外約200 店が並ぶ大型アウトレット、フードコートも充実。