横浜こども科学館(はまぎん こども宇宙科学館)

神奈川県

横浜市磯子区に位置する「はまぎん こども宇宙科学館」は、館の核として巨大なプラネタリウムを擁する体験型科学館で、子どもから大人まで宇宙や科学への興味を引き出す展示が5階〜地下2階の複数フロアにわたって展開されています。プラネタリウムドームは直径 23メートル、定員275名(+車いす席3席)と大規模で、そのスケール感だけでも圧倒されます。2022年12月には、光学式投影機 MEGASTAR-IIA を導入し、約 12億個の星 を投影可能、20等星レベルの微光星まで再現できる精密な星空にアップグレードされました。2023年2月8日には「投影できる星の数」でギネス世界記録™を達成しています。

全ての番組の前または後に約15分間、スタッフによる「その日の星空解説」があり、ライブ感・教育価値を重視。座席は傾斜付き、背もたれや頭部がリクライニングするタイプの席もあり、星空を見やすくする工夫がされています。常設展示や遊びの体験展示、宇宙トレーニング室、月面ジャンプなど体感型の展示と組み合わせることで、プラネタリウムだけでなく「宇宙を探検する場」としての魅力が大きい施設です。

施設概要

  • 施設名
    横浜こども科学館(はまぎん こども宇宙科学館)
  • 住所
    〒235-0045 横浜市磯子区洋光台5-2-1 
  • アクセス

  電車でお越しの方
 JR京浜東北・根岸線洋光台駅下車 徒歩約3分
 JR京浜東北・根岸線
 横浜駅~洋光台駅 約21分 大船駅~洋光台駅 約10分

  車でお越しの方
 横浜横須賀道路/港南台ICから約5分
 鎌倉街道/日野中央公園より約5分
 国道16号線/屏風ケ浦より約10分

  • 開館時間
    午前9時30分~午後5時 ※最終入館は午後4時
  • 休館日
    第1・3火曜日、年末年始、臨時休館
  • 電話番号
    045-832-1166

座席・料金情報

  • 座席の種類
    • 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)
    • 「背もたれ・頭部が青い席」がリクライニング機能付きであり
  • 施設規模
    • ドーム径:23m|座席数:270席|座席の配列:一方向傾斜|傾斜角:35度
  • 機種
    • 大平技研 MEGASTAR-ⅡA(新型)/アストロアーツ ステラドーム・プロ
  • 料金
    • 入館料
      • 大人 400円 小中学生 200円 4歳以上 無料
      • ※毎週土曜日は、小・中・高校生の入館料が無料
    • プラネタリウム
      • 大人 600円 小中学生 300円 4歳以上 300円
      • ※3歳以下のお子様はプラネタリウム入場料無料
        (※座席を利用される場合は有料となります。)
    • 団体割引(30名ご利用の場合)
    • 入館料
      • 大人 360円 小中学生 160円 4歳以上 無料
    • プラネタリウム
      • 大人 540円 小中学生 240円 4歳以上 240円
  • 購入・予約方法
    • ※当日、開館時刻より1F チケット売場で入場券を販売(各回投影開始時間まで)

上映プログラム

  • 現在上映中
    • 音と星のヒーリング投影
      MEGASTAR-IIAで再現される詳細な星空で癒しを体感(約45分)
    • 星空ライブ解説
      当日の夜空や天文リレーを学芸員が解説(上映後約15分あり)
  • 定番プログラム
    • 今夜の星空
      季節ごとの星座や天体の見どころを紹介するスタンダード番組
    • キッズタイム
      小学生向けにやさしく構成された短尺約20分番組
  • 特徴的な企画
    • ギネス記録STAR SHOW
      世界最多恒星投影記念に実施される特別解説会
    • 夜間テーマ投影イベント
      流星群やテーマに合わせた季節限定プログラム
    • 親子参加型ワークショップ
      宇宙の仕組みを体験しながら星空を投影する教室形式企画

おすすめポイント

世界記録に挑戦したMEGASTAR‑IIAにより、7億個以上の星が個別に映し出される圧巻の星空は、大人も子どもも感動の声が続出。

大人600円、小中学生300円、未就学児無料。平日は空いており、雨天でも安心して一日過ごせます。

専門スタッフによる「今夜の星空」などライブ要素と、ワークショップ型イベントの両立で「体験」を提供。科学的理解を促進します。

訪れた人の声と総評

  • 訪れた人の声
    「光学式との組合せで天の川が本当に本物みたいでした!」
    「家族で行ったけど、子どもも大人も大満足のプラネタリウム」
    「整理券が必要だけど、雨の日は穴場スポット」
  • 総評
    はまぎん こども宇宙科学館のプラネタリウムを体験したとき、「星をただ映すだけではない、宇宙の豊潤さ・奥行きを感じさせる場所だな」という印象がとても強く残りました。23メートルドームに広がる12億もの星々の海は、圧巻という表現がぴったりで、星一つひとつの位置や光の弱さまで繊細に見えるので、ただ星を見るだけでなく“星を探す喜び”まで湧いてきます。解説員による「その日の星空解説」があるのも良く、空を見上げるときの周囲の状況や季節の星座、観察できる星などが語られることで、映像とリアルの星空の距離が近くなって心が踊る感じがあります。
    また、展示の構成が“体験型+遊び”であることが、子ども連れにも嬉しいし、大人にとっても好奇心を刺激される場所です。「宇宙研究室」や「月面ジャンプ」など、星を見る前後に身体を使って触れる展示があることで、プラネタリウムが単なる“鑑賞”で終わらず、五感で宇宙を感じる時間になるのがとても贅沢だと思いました。ギネス記録を持つ星の密度を誇るこの施設は、他の多くのプラネタリウムとは違って、星の数の“驚き”だけでなく、その星空の“質”や“語り”にも重きが置かれていて、訪れるたびに新しい発見がありそうだ、と心から思います。

近隣スポット情報

  • 洋光台公園
    自然豊かな遊具施設と緑地が広がるスポットで、屋外散策やピクニックにぴったり。
  • 洋光台こどもログハウス
    木製ログハウスのプレイエリアがあり、雨の日の室内遊びにも便利。
  • 金沢自然公園
    動物園や展望台も併設する大型自然公園で、一日子どもと楽しめる施設。

飯塚瑠衣

小さなころから星空を眺めるのが好きで、家族旅行のたびに各地のプラネタリウムをめぐってきました!社会人になった今も、その趣味は変わらず、これまでに全国50か所以上のプラネタリウムを訪れています。
このサイトでは、「これから行ってみたい人が、安心して選べるように」「もっと多くの人に、星空の魅力を届けたい」という想いから、各施設の見どころ・アクセス・座席情報などをわかりやすく紹介しています。
どんな方でも楽しめる“星の世界”を、もっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。

wp-adminをフォローする
タイトルとURLをコピーしました