埼玉県朝霞市の中央公民館には、直径10 m・定員90名規模のプラネタリウムが常設されており、1984年の開設以来、地域の文化拠点として親しまれています。投影機は五藤光学製「GX‑AT」、光学式ならではの柔らかな星空描写が魅力で、デジタルとのハイブリッド方式も導入されており、アナログと映像表現の良さを両立させた構成です。
投映は毎週日曜日に午前11時、午後1時30分、午後3時の3回、定期的に実施され、季節によって番組内容が更新されるほか、夏季には特別番組も展開されます。観覧料も市内在住者で子ども100円、大人200円と非常にリーズナブルで、子育て中のファミリーにも気軽な学びの機会を提供しています。朝霞駅から徒歩約10分、駐車場やバスアクセスも整っており、立地の良さも魅力のひとつです
施設概要
- 施設名
朝霞市中央公民館 プラネタリウム
- 住所
〒351-0016 埼玉県朝霞市青葉台1丁目7−1
- アクセス
電車でお越しの方
東武東上線朝霞駅南口下車徒歩約10分
バスでお越しの方
市内循環バスわくわく号(膝折・溝沼線)図書館入口下車徒歩約3分
市内循環バスわくわく号(根岸台線)図書館下車徒歩0分
- 開館時間
午前8時30分〜午後5時15分
- 休館日
毎週月曜日、年末年始
- 電話番号
048-465-7272
- 公式サイト
朝霞市中央公民館 プラネタリウム
座席・料金情報
- 座席の種類
- 一般的なプラネタリウム座席(映画館に近い形式)見やすい角度に設定されたリクライニング機能付きの席も一部あり
- 施設規模
- ドーム径:10m|座席数:90席|座席の配列:扇形|水平
- 機種
- 五藤光学 GX-AT
- チケット料金
- 子ども(中学生以下)100円
大 人(高校生以上)200円
※朝霞市在住、在勤(在学・在園)じゃない方は子ども150円、大人300円
- 子ども(中学生以下)100円
- 予約方法
- 毎週日曜日(年末年始を除く) 午前11時、午後1時30分、3時の3回投映
- 当日、投映開始時間15分前から3階プラネタリウム入口前で受け付けます。
上映プログラム
- 現在上映中
- 『星灯る黒目川のほとり』──黒目川遊歩道の夜景を空撮し、春の星座へシームレスに移行する朝霞オリジナル番組
- 『銀河鉄道の夜 -宮沢賢治×CG-』──全天周アニメと光学星空で名作を追体験
- 定番プログラム
- 四季の星空ライブ解説:その夜に見える星座・惑星を生トークでガイド
- 幼児向け『ほしぞうくん☆きらきらおさんぽ』:15分短編+星座クイズ
- 特徴的な企画
- 絵本×星空「おはなしプラネ」:図書館読み聞かせ+ドーム上映(毎月第1土曜)
- 流星群スペシャル:ペルセウス・ふたご座極大に夜間臨時投映+屋上観望会
おすすめポイント

光学機が映す緻密な星粒にデジタルCGを重ね、天の川の淡い色までリアル。ワンコイン未満で本格星空を気軽に楽しめる。

黒目川や青葉台団地の夜景からドーム星空へつながる導入映像で、上映後に同じ空を見上げたくなる“地域密着”プログラムを実現。

星景写真講座、親子天体工作、シニア天文サロンなど多世代向け講座を企画。鑑賞→体験→交流の循環で深い学びにつながる。
訪れた人の声と総評
- 訪れた人の声
「200円で宇宙旅行。子どもが星座クイズに大喜び」
「黒目川の夜景から星空に変わる瞬間が鳥肌。地元愛が高まった」
「星景写真講座に参加し、自作写真が番組導入で流れて感激!」
- 総評
朝霞市中央公民館のプラネタリウムは、まさに“地域に根ざした星の部屋”という趣が印象深い施設でした。GX‑ATによる穏やかな光学星空は優しく心に染み渡り、デジタル映像との折り重ねによって、映像の豊かさと質感を両方味わえるバランスの良さを感じます。何より、料金が非常に手頃で(市内大人200円、子ども100円)、ちょっとしたお出かけで宇宙に触れられる日常の贅沢さが贅沢です。
また、投映時にスタッフによる星座解説があるとの情報もあり、知識と感動を織り交ぜたプラネタリウム体験になっているのでしょう。駅から徒歩圏というアクセスの良さも、気軽に立ち寄れる嬉しさを加えています。施設内の温かな雰囲気や子育て支援の配慮も口コミで伝わっており、まさに“星空に親子の笑顔が重なる場所”という印象が心に残りました。他の大規模施設とは異なり、“日常に溶け込む星空体験”を大切にしている点で、他にはない魅力を持つ、温かなプラネタリウムでした。
近隣スポット情報
- 黒目川桜並木
3月下旬にはソメイヨシノが川沿い2 kmをピンクに彩り、夜はぼんぼり点灯で幻想的。 - 朝霞市博物館
古墳時代の出土品と軍都の歴史を展示、季節の企画展も充実。 - わくわくどーむ(朝霞市健康増進センター)
流水プールと温浴施設を備えた全天候型スパリゾート。